2006年12月17日

パーラーギター製作記録1

製作記録1です。

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2007年01月07日

パーラーギター '07-01-06

06Jan07-1.jpg2007年の製作はパーラーから始まります・・・
って、同じ様な事を昨年も書いた様な気がしますが。既にライフワーク化しつつあるギターであります。今年の初製作は指板です。LMIのエボニー2ndグレードを使います。茶色の縞がひょろりと入るところが今年の干支であるウリボーぽくて良いのです。


06Jan07-2.jpgでは開始。
手順は人によって様々かと思います。
私も時と場合によって千変万化です。
今回は片側の直線出しから入ります。
マイターボックスに沿わせる為ですね。


06Jan07-6.jpgやはりというか、鉋だけでビシッと出来ないのでペーパーで仕上です。こうして定規を当てて確認しながらの作業です。





06Jan07-3.jpg反対側を切り落として、指板の最大幅+αに揃えておきました。この段階では、幅はまだ平行のままです。





06Jan07-5.jpg更に裏面を均しておきました。この材は縦・横それぞれの方向、極端に言うとドーム状に反っています。その辺を考慮して作業を進めたりもします。




06Jan07-4.jpgそして溝切り。
でも、2本切ったところで時間切れなのでありました。
うーむ・・・。
posted by schuntama at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

パーラーギター '07-01-08

08Jan07-1.jpgや〜っと溝切りが終わりました。18フレットです。
ギターの指板は初めてですがウクレレと違って幅がある所為か、やたら労力と時間を費やしました。もう、本当に匍匐前進な状態でした。切りながらも「匍匐」って字は「葡萄」に似てるよなあ・・・なんて考えてた私はブドウ糖が足りないのでしょうか。


08Jan07-2.jpg14フレット目からかなり切り辛くなってきたので刃先をチェックしてみたら、かなり鈍っていました。硬い木ばかり切ってきたからでしょうけど、意外に早く鈍った感じがあります。とにかく切れなければ意味が無いので、緊急目立てを行ないました。とてつもなく素人仕事ですけど。
ところで、このStew-Mac製の鋸は替刃式ではありません。
ということは、鈍ったら本体を買い換えろと仰るのですか・・・?
もしくは自分で目立てする事を前提にしていると・・・?
それでも$22.89するのでありますか・・・?

そりゃあねえべさあ・・・。

でもこの世界、こういうのが普通なんでしょうか。
甘いんですかね、ワタクシ。

posted by schuntama at 01:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

パーラーギター '07-01-12

12Jan07-1.jpg指板両脇のテーパー加工が出来ました。クランプで指板を固定して、横倒しにした鉋を台の上で滑らせて垂直(っぽく)なる様に側面を整えていきます。
近頃、作業台がかなりグラつく様になってきました。写真では分からないかもしれませんが、その正体はホームセンターの折畳み式作業台を2台並べた上に集成材の天板を乗せただけです。1年間の使用でガタが出てしまいました。ガッシリした作業机が欲しいところですが、工作機械や木材で部屋中が一杯なのにこれ以上重い物を持ち込むと床が抜けてしまうかもしれません。

12Jan07-3.jpg両脇のテーパーが出来たところでネックに仮置きです。エボニーの黒さが際立って見えますが、塗装すればボディの色がかなりハッキリと出るのでバランスが取れるという算段です。と言いつつ、自信は6割くらいしかありません。



12Jan07-2.jpg指板表面のラウンドはまだ加工してません。なので、やたらと厚く見えます。サウンドホール側端末の処理もこれからです。
さて、この後どういう順序でラウンド加工の作業を進めようかと思案中です。指板単品状態で加工するか、ネックをボディにセットした上に仮止めして加工するか。と、この様に大事な局面でも場当たり的に作業方法を考えてたりするのでありました。
posted by schuntama at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

パーラーギター '07-01-14

14JAN07-1.jpg今回は指板の仮止めまでです。
指板のラウンド加工はネックに固定した状態で行なう事に決めました。最初に現状確認です。ジョイント部に段差が残ったままなので指板とトップの間に約0.4mmの隙間があります。



14JAN07-2.jpgこの隙間を無くす為にネック側を削ります。極端に言えばジョイント部を支点にして指板の接着面がへの字になりますが、緩やかな連続面に仕上げるので実際には殆ど分からなくなる筈です。以前、この指板材が反っていると書きましたが、への字面への追従性を考慮してわざと反りを残してあります。


14JAN07-3.jpg仕上はスクレーパーです。出来るだけスムースな接着面を心掛けます。





14JAN07-4.jpgで、この様に。
仮止め時の確認で大丈夫そうでも、接着してみたら「うげっ」という事もよくあります。気が抜けません。(無意識のうちに気が抜けっ放しという事もよくあります)
ビミョ〜な隙間が認められますが、深追いしません・・・。


14JAN07-5.jpgウクレレ7号機のブリッジの様に固定ピンを設置しました。ピンは今回もφ2.2爪楊枝です。





14JAN07-6.jpgローポジ、ハイポジに1カ所ずつ互い違いに設置です。トラスロッドが埋まっているので中心には穴が開けられません。ピンの合わせを確認した後、指板を木工用アロンアルファで仮止めしました。「点」で接着するイメージで、微量のアロンアルファを4カ所にポチ、ポチ、と垂らしてあります。どこにどの程度の量を垂らすかは経験してみないと分かり辛いかもしれません。

14JAN07-8.jpgピックガード・・・じゃなくて、スクラッチガードを作っておきました。塩ビ板です。これがあれば、指板のサンディング時にデリケートなスプルースをバリケードできます。箱の中にゴミが入る事もありません。



14JAN07-7.jpgそして、ハイ!
起立して記念写真です。このギターも、や〜っとこんな事が出来るところまで進みました。
posted by schuntama at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

パーラーギター '07-01-17

17Jan07-1.jpg指板表面をザックリとラウンドさせました。これ以降はネックに接着してから進める事にします。ちなみにラウンド作業の写真を撮り忘れてました。この写真は接着のシミュレーションをしているところです。



17Jan07-2.jpg次はヘッドです。まだシェイプを決めてませんでした。本当はテンプレートを作ってあるのですが、形状変更しました。ウクレレ7号機のヘッド・シェイプを踏襲したものにします。下書きしつつバランスの確認をしております。
え、ジェフ・トラゴットの形じゃないかって?ち、違いますよお。ジェフさんのはもっと細長くて先端の丸みがきついんですってば。ほら、アレです、クルマのホィールのデザインがどれも似たり寄ったりなのと一緒な世界ですよ・・・。

17Jan07-3.jpgシェイプを決めたらヘッドプレートを作りましょうか。当初はボディと同じくマンゴーを使うつもりでしたが、インレイを入れる事にしたのでエボニーへ変更です。こうして色合いをチェックしてから決定しました。
マンゴーもカラフルで楽しいのですが、色が明るい上に更にカラフルなアバロンを入れると煩雑な印象になってしまいそうです。しかもバインディングを廻さないと締まって見えません。これ以上の手間を掛けるつもりもないので、迷わずエボニー、という事で。ちなみにインレイはロゼッタとポジションドットしか経験がありません。果たしてどうなる事でしょうか。

17Jan07-4.jpg線を入れて、






17Jan07-5.jpgカットしちゃいます。




はっはっは。(意味不明)
posted by schuntama at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月20日

パーラーギター '07-01-20

20Jan07-1.jpg相変わらず葡萄・・・
いや、匍匐前進しております。今日はヘッド周りをザザッと削っておりました。藤原産業社製ユニバーサルホビーバイスで保持していますが、ネックが重いので結構グラつきます。ここはやはり本格的な万力が欲しいところです。


20Jan07-2.jpgヘッド裏はこんな状態。ここまで削って、ネックは一次休止です。これからヘッドプレートのインレイ作業と接着、チューナーの穴開け、指板接着という順番で進める予定です。




20Jan07-3.jpgといったワケで、インレイ作業に移ります。
図柄をインレイするのはこれが初めてです。
そうです。ぶっつけ本番です。
しかし、こういうパターンが多いなあ・・・。

さてインレイのモチーフですが、ご覧の通り、カメレオンです。旧ブログからの読者の方であればご存知かもしれませんが、改めてご説明を。このカメレオンは、かつて私が飼育し、死なせてしまったメスのエボシ・カメレオンです。名前はナンシーといいます。とても私に馴れてくれました。この思い出深い生き物を、初製作ギターのヘッドにインレイとして留めておく事にしたのです。

イラストはナンシーの写真の上からパワーポイントで線を書いてプリントしました。S字の止まり木の形はナンシーのお気に入りの場所です。ここは上手くすればロゼッタ用のM.O.Pが使えそうです。イラスト通りにインレイするのは至難の業ですが、雰囲気が出せればそれで良しとします。

20Jan07-4.jpg未経験の割に素材だけはあるのが不思議・・・。アバロンの色はカメレオンにマッチしそうですが、どの辺を使うかによって仕上がりの印象が大きく左右されます。とはいえ、こんなに小さなブランクなので選択肢は殆どありません。
・・・そうです、まずは無事にインレイする事が重要であります。


20Jan07-5.jpgここで、おもむろにジグの製作です。
一般的にパール・カッティング・ジグと呼ばれる物ですが、丈夫な板に糸鋸を通す溝を切っただけの至ってシンプルなジグです。で、何か適当な板は無いかと見回すと・・・ あ、パオロッサがありましたよ。(この材は何故かこういう出番が多いのです)


20Jan07-6.jpgザクッと切って、ザザッと削って、ギコギコと溝入れて、はい、出来上がり。あとは貝の削り粉処理にブロアーかバキュームをセットすれば申し分無いのですが、とりあえず掃除機でも使おうと思います。ところで、この溝の形。多分、このままでは使い辛い筈です。でも具体的にどういう形にするかは削りながら調整します。だって、何もかもこれからなんですもん。

20Jan07-7.jpgさてさて、ラリー・ロビンソンという人の名前を聞いた事はありませんか。インレイ・アートの巨匠のひとりです。そのロビンソンさんの著書がこの「THE ART OF INLAY」です。
いつかはこんな事もやってみたいと思って、かなり前に購入した本です。内容はカラー写真による作品集、インレイ作業の説明等です。作品集にはロビンソンさんのみならず、他のインレイ・アーティストの作品まで紹介されています。どれも目玉が飛び出そうなくらい精緻なアートなのであります。職人技って、スゴ過ぎ。この本のインレイ作業についての解説(概要)は殆どがテキスト(英語)で写真は僅かしかありませんので、マニュアル代わりに使おうとすると辛いかもしれません。
なので、インレイ作業を詳しく知りたい、英語でも構わない、という方は「Pearl Inlay」James E. Patterson著 が良いかもしれません。バイブルらしいです。動画なヒトには、DVD「Larry Robinson's Inlay Techniques」もあります。初・中・上級の3部があります。むむ、これ、欲しいな・・・。という事で、これらはいずれもStew-Macで購入出来ます。

さあて、これから暫くは視力の衰えを再確認する日々が続く事になりそうです。


posted by schuntama at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

パーラーギター '07-01-23

23Jan07-1.jpgそれでは、インレイ作業ぶっつけ本番バージョンまいります。

まずはテンプレートとなるイラストを切り抜くところからです。基本的に線の外側をカットします。写真に同じイラストが沢山見えますね。今回のモチーフである動物の様に頭、手、足など隣接する複数のピースがある場合、例えば頭の線の外側をカットした時点で隣接する手や体のピースのイラストは小さくなってしまいますから、それらは使えません。その為にピース毎に新しいイラストから切り抜く必要があるのです。
私はもう、この作業の時点で目の焦点が合わなくて大変だったのです。

23Jan07-2.jpg切り終えたイラストをシェル・ブランクの上に乗せつつ色、模様のマッチングを検討します。今回の貝はパウアと呼ばれる種類で、なかなか派手な色彩が魅力的です。しかしご覧の通りインレイのサイズが小さいので、ドラマチックな模様の部分を選択すると出来上がりはブツ切りの様に見えてしまう恐れがあります。貝のシマシマに見える部分、これはカルシウムの積層・・・いわば等高線ですので、仕上時にサンディングしすぎると位置が変わってしまいます。更には色まで変化する事もよくあるので、その事を念頭に場所取りをしていくのであります。この辺の事はポジション・ドットで経験済みなのです。

23Jan07-3.jpgという事で、極力シマは少なく色彩重視で位置決めしました。イラストはアロンアルファで接着しちゃいます。ここはピンセットやナイフを使用しないと指がくっついてしまうので要注意なのであります。



23Jan07-4.jpgでは、いよいよ加工へ。
最初は頭部から作る事にしました。カメレオンのチャームポイントである目、ここも別ピースにするので先に穴を開けておきました。貝を割らない様、そろーりそろーりとボール盤を回して貫通です。目は2mmのサイド・ポジション・ドットを流用します。


23Jan07-5.jpgそして、カッティング。
100Wの照明で充分な光量を確保し、刃先に全神経を集中させて糸鋸をストロークさせます。糸鋸を持つ手はとにかくリラックス、しかし貝を支える手はしっかりと。クシャミは禁物です。携帯電話もスイッチを切っておきましょう。ええ、カットの最中に電話が掛かってきたんですよ・・・。

23Jan07-6.jpgで、じゃあーん!
無事に切り抜けました。(お、ダブルミーニング?)
ええと、それで、写真には写ってませんがすぐそばに掃除機のホースをセットしてあります。これ、貝のカット作業には必要です。お陰で、猛毒の粉塵が舞い上がる事もありませんでした。もちろんマスクも着用です。こんなに小さなピースでも、切るとビックリするくらいの粉が発生するのです。対策を怠ると、私の様に急性胃腸炎に罹って内視鏡でポリープを摘む事になりますよ。

23Jan07-7.jpg貼付けたイラストは剥がしちゃいました。ナイフでコリコリとこそげ落としていくと、アロンアルファは簡単に剥がせます。
カメレオンだけに、まるで脱皮のシーンを見ている様であります。
ナンシーもこんなだったなあ・・・。



23Jan07-8.jpg今日の最後は目玉のチョイス。
2mmのサイド・ポジション、これもパウア・アバロンです。米粒より小さいので行方不明にならない様、細心の注意を払って作業です。目(正確には瞼を含めた目の周囲)を別体にすると表情にメリハリが出せるだろうという目論みでしたが、なんとなくそれっぽくなりそうです。
いやあーそれにしてもこの作業、たあーいへえーんだああー・・・
posted by schuntama at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

パーラーギター '07-01-25

25Jan07-1.jpgぶっつけ本番インレイ作業、その2。
今日は手足と体を切り出します。
部分的に細くなる所があるので、ポキン!と折れない様に一層の注意を払って作業していきます。



25Jan07-2.jpgポキン!

ひえええ、外側でよかった・・・。
弾力性が無い素材というのは、ちょっとした力加減で一瞬のうちに天国と地獄に分かれるのです。しかし、まだ苦難は続くのです。

25Jan07-3.jpgズコッ!





25Jan07-4.jpgペキッ!


まあこれは苦難というより、鋸の増締めや刃の交換を早めに心掛ければ防げる事ではありますが。でも、ヒヤヒヤしますな・・・。


25Jan07-5.jpgさて、切り出せたところで合わせへまいります。本来なら精密ヤスリで削りたいのですが、このところ金欠なので手持ちの道具で済ませてしまいます。それにしても、僅か数ミリという大きさのピースを指先で押さえるのはとても難儀であります。



25Jan07-6.jpgちょっとずつ、僅かに削っては合わせて、この繰り返しを行ないます。で、この様にあと少しで全体が収まりそうになっても、決して押し込んではなりませぬ。前述しましたが、貝素材は木材やプラスティックとは違って弾力性がありません。この写真の状態からギュッと押し込めば、ほぼ100%の確率で外側のピースが割れ飛ぶことでしょう。

25Jan07-7.jpgそこで、ライティング・メソッド。こうして照明にかざせば、どこをどのくらい削るべきか確認する事が出来ます。この方法はブックマッチの時にもやりますね。




25Jan07-8.jpgてなワケで、どうにか合わさりました。拡大して見ると隙間が結構ありますね。でも実物大では殆ど気になりませんし、最終的にはピースの分け目を黒く見せるのでこの程度であれば大丈夫であろう、と自分を納得させました。むしろ私が恐れるのは、隙間よりもサンディングで色や模様が著しく変わってしまう事なのであります。
posted by schuntama at 15:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

パーラーギター '07-01-27

27Jan07-1.jpgぶっつけ本番インレイ作業、その3。
ナンシー・・・もとい、カメレオン本体が出来たところで今度は止まり木を作ります。ここはM.O.Pパーフリングを流用します。




27Jan07-2.jpg指先に見えるピース、このインレイで最小のピースです。縦横それぞれ2mm以下という極小サイズ。クシャミ一発、行方不明は必至。大事に取り扱います。




27Jan07-3.jpg全部品が揃いましたのでイラストの上で合わせてみます。先程の極小ピースは前足の間に挟まっています。止まり木のディテールはもう少し詰めを行なった方が良さそうですなあ。
それにしても、パッと見た感じ手足を別ピースにした効果が今ひとつ感じられません。これならワンピースで切り出してディテールをエングレービングした方が良いのでは・・・?
いーえ、パッと見で分からずとも、よく見れば別ピースになっているというのが激シブでありましょう。 はあ、完全に自己満ですな、こりゃ。

27Jan07-4.jpgさて次はヘッドプレートに埋め込む準備、実際にインレイする作業へと行く訳であります。先程までのピースはアロンアルファで繋ぎ止めました。そして、ヘッドプレート上へ乗せて位置決めです。マシンヘッドのペグ周りとの兼合いもあるので、ワッシャーを一緒に置いてスペーシングを確認。


27Jan07-5.jpgはい、ココ!と場所が決まったら、ピースの周囲をナイフでなぞっておきます。





27Jan07-6.jpgナイフの跡にチョークをまぶして拭き取れば、この様に外形線がクッキリと浮かぶのであります。という事で、次回の作業はこの線を目安にルーターでキャビティを彫り込むところから始めたいと思います。
posted by schuntama at 04:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パーラーギター '07-01-27 その2

27Jan07-7.jpgぶっつけ本番インレイその4。空き時間にチマチマと進行。
いよいよ埋めます。「ひいーろしい〜!」
それは梅さん。(C)ど根性ガエル
という事で、キャビ彫りです。これ、意外と難しいです。
私、舐めてました。まず、加工部位が見辛い。ビットが木目に弾かれて意図した通りにルーティング出来ない、掃除機とルーターのダブル騒音で精神集中出来ない、等々。一連の作業中最も簡単に出来ると思っていましたが、甘ちゃんでした。

27Jan07-8.jpgまあ、それでも何とかするのです。
ちなみにルータービットは輪郭彫りに約0.8mm、内部に約1.6mmという径を使用しました。これらのビットはえらく高価なモノなので、やたらな物を削ったり粗末に扱えません。



27Jan07-9.jpg最後はやっぱり手作業です。ピン角を極細ノミで削っていきます。インレイのピースを当てながら、干渉部分を落とします。緩やかな輪郭には再びルーターを使ったりしますが、更に慎重に削るのは言うまでもありません。目と胃に負担が掛かる作業です。



27Jan07-10.jpgで、ガタガタながらも彫り彫り完了。
多少隙間が出来たってエボニー粉混入エポキシで埋めさんですので、あまり気にしません。黄色いテープは、幸せのマスキング。気は心、の精神で養生するのであります。



27JAN07-11.jpgああ、やっと埋める事が出来ました。
次回はサンディングして平滑にした後、エングレービングします。目、口、シッポの渦巻きといった線の部分をグレーバーという刃物で彫って表現するのです。ここで失敗すると、全ては水泡に帰す。実は私、ここが一番自信が無いのであります!(と自信たっぷりに弱音を吐く)
posted by schuntama at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

パーラーギター '07-01-29

29Jan07-1.jpgぶっつけ本番インレイ、最終回です。
今回は恐怖のサンディングから始めます。最終的に400番まで削ります。インレイ周辺の木地に傷を付けない様に気を使っても、ダメですねえ・・・。余計な傷が付いてしまいます。とにかく、オーバーサンディングにならない様に慎重に削っていきます。


29Jan07-3.jpgおっしゃ、終了・・・
ありゃりゃ?なんか変。うげっ、模様と色がかなり変化しちゃいましたよ。僅か0.2〜0.3mmしか削ってないのに、この変わり様。想定の範囲を大幅に越えております。まあ、色のレンジが広がったともいえますかね。見る角度によってオレンジからブルーに変化します。ただ悔しいのは、目の中に斜めに走る一本の線。これを瞼に見立てて、線の下に目玉を彫って眠そうな表情にするつもりでした。しかし、その線が下へ移動しちゃってます。これでは眠そうどころか、完全に寝ております。

29Jan07-4.jpgま、寝ている姿もカワイイもんです。実際、ナンシーはこのインレイと同じポーズで寝る事もしばしばでした。
という事で、鉛筆で線を下書きします。この線をなぞる様に彫っていくのであります。



29Jan07-5.jpg彫る為の道具が、こちら。グレーバーと呼ばれる専用の刃物です。例によってLMIから通販です。刃先の形状には数種類あって、極細の線から太い線、曲線用等が販売されていますが、何分にも初めてですからどれが必要かよく分かりません。とりあえず、細めのアクセント用(下)と、それよりちょっと太い線及び曲線用という2本を購入してみました。取っ手はセットですが、別パーツとして梱包されています。取り付け穴をドリル等で拡げて、グレーバー本体を差し込む必要があります。

29Jan07-6.jpgそして、緊張の彫り彫り作業。呼吸を整え、息を吐きながら刃を滑らせる様に彫っていきます。意外とスムースに刃が進みますが、やはりシッポの渦巻きが難しかったです。この様なタイトカーブではアンダーステアの傾向が出るので、指先を添えてコントロールするのが良い様です。


29Jan07-7.jpg線の数が少ないので、割と早く彫り終わりました。お次はフィラーで線に「墨入れ」します。インレイ専用のエングレービング・フィラーを使います。クレヨンみたい。ラリー・ロビンソンさんは黒インクを使うそうですが、私はグレーバーと一緒にフィラーを購入しました。このフィラーはインレイ・アーティストであるウィリアム・ラスキンさんがブレンドしたそうです。

29Jan07-8.jpgこんな風に擦込んでいきます。クレヨンより固い印象です。擦込んだら布で拭き取るだけ。仕上に400番で軽ーく擦っておきました。





29Jan07-9.jpgおー、完成です。ギターではなくてインレイが、です。拡大写真ではシッポがぎこちないのがバレバレですが、実物大だとあまり気にならないと思います。(サムネイルがほぼ実物大)
こうして一連の作業を初体験してみましたが、なかなか手応えがあって面白いですな。インレイ作業だけでも達成感があります。
さて、木工に戻りますか・・・。
posted by schuntama at 23:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

パーラーギター '07-02-02

02Feb07-1.jpgヘッドプレートを接着しました。
今回はこれだけなんですけど、このちょっとした作業すら出来ない日が続くというのも辛いものであります。
さて、固定にあたってまたも爪楊枝ピンを設置しました。3弦、6弦のペグ中心の2カ所です。ピンを打って膠を準備して、では撮影を・・・と思ったら、デジカメがバッテリー切れでした。なので、事後写真しか無いのであります。

この様に面積の広いパーツは接着時に滑ります。タイトボンドでも、膠でも同じです。位置をバシッと合わせても、クランプした瞬間にズレます。特に今回のヘッドプレートはペグ位置まで決めた後ですのでズレる事は許されません。本来ならばプレート外形の外側にピンを打つ余白を持たせておくべきですが、半ば確信犯的に先に外形を落としてしまっているのでペグ中心にピンを立てた次第です。ちなみに、このピンは接着後の穴開けで無くなってしまいます。

02Feb07-2.jpgこれが、そのピンですね。
ヘッドプレートの上にはアクリル板をかぶせて剛性を持たせた上でクランプしています。ヘッドプレートは1.5mmしかありませんから、直にクランプすると局部的にたわむ恐れがあるからです。要は、当て板です。ベニヤでも良いでしょうが、透明アクリルなら位置確認がし易いのであります。
posted by schuntama at 00:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月04日

パーラーギター '07-02-04

04Feb07-1.jpgペグ穴が開きました。6カ所。
いつもよりふたつ多いというのが、何だか新鮮。





04Feb07-2.jpgヘッドプレート端末の処理も忘れてませんよ。
マスキングテープを駆使して細工ヤスリでザザッと。





04Feb07-3.jpg更にヘッドのシェイプを整えておきました。
今は、左右とてっぺんだけです。
ナット付近はグリップの整形時に一緒に仕上げます。




04Feb07-4.jpgそして、やっと指板の接着がやってまいりました。
これはクランプ動作の予行演習の模様ですが、このフォーメーションはなかなかスリリングです。口を開いたクランプがひとつだけでも滑ってガシャン!と落ちると、振動で残りのクランプが次々にガシャン!ガシャン!ガシャン!と閉じていくのです。TVマンガでヒーローが宇宙船内の通路で追いつめられて次々にシャッターが閉じていくシーンって、よくありますよね?まさに、あんな感じ。なーんて呑気な状態ではないのが、実のところ。本番でシャッターごっこになったら、やり直し。真剣勝負であります。そして、アルコールで接着面を洗浄したらグルーポットの温度が安定するまでの時間を使ってドライヤーで接着面を温めておいたりします。

04Feb07-5.jpgかくして、目を三角にしながらも接着は完了。
ウクレレと違って幅広く長いので、かなり神経を使いました。

ちゃんとくっつく・・・ハズだよね?

posted by schuntama at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

パーラーギター '07-02-09

09Feb07-1.jpg
まったりと進んでおります。指板表面の削り作業中であります。まだ100番なので、先は長いのです。近頃はウクレレの練習に時間を割く事が多くなったので、余計に作業が遅い訳でもあるのですな。
で、今更ながらクレージーGを練習してみたりしてますが、左手の動かない事甚だしいのですよ。GからGmへ人差し指と中指をクルッと反転させるところ、あそこがなかなかねえ・・・。ハワイの幼稚園児があの曲を弾けるというのは本当なのか!?

09Feb07-2.jpg
部屋中どこもかしこも、とにかく粉だらけ。
この粉、混ぜ物以外に何か有効な使い道はないものでしょうか。(代用コーヒーとか)
posted by schuntama at 03:01| Comment(7) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

パーラーギター '07-02-13

13Feb07-1.jpg
昨日は祝日でしたが、私は仕事してました。帰宅してからネックをいじり出したのですが、あっという間に深夜です。ネックの荒削りの途中ですけど、もう、ハマってハマって大変。すっごく楽しいのですよ、コレ。交錯木理を読みつつ、シェイプを出していく。ガバリを当てて一気に削る・・・事は敢えてやってません。削り出して形を見付ける過程がとても楽しいからです。その分、余計な時間が掛かってしまいますけど。で、まだまだ削らないとダメなんですが、夜が明けてしまうので今回はここまでです。一眠りしたら、すぐ出勤です。

13Feb07-2.jpg
指板は320番まで研いでおきました。フレットを打つまでこのままにしておく事にします。

13Feb07-3.jpg
指板の端末を丸めました。細かいところに手が入ってくると、だんだんそれらしく見えてきますな。

13Feb07-4.jpg 13Feb07-5.jpg
うーむ。
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2007年02月15日

パーラーギター '07-02-15

15Feb07-1.jpg
今夜もなんだかえらく時間をかけてしまいました。あれ?と思って時計を見たら丑三つ時を過ぎてるではありませんか。その割に前回から左程変わって見えないのが悲しいところ。でも、実際はかなり進んだのであります。グリップの太さも決まって、ほぼ仕上げに近いところまで面処理が終わりました。そろそろヒールキャップを付けねば。

15Feb07-2.jpg
グリップは鉋とスクレーパーで出来るところまで削りましたけど、どうしても面に細かなガタガタが残ってしまいます。なので、結局最後はペーパーのお世話になります。この写真のペーパー掛けの方向は左右ではなく、前後方向です。あくまでも木目の向きに沿って削りです。木目に直交する様にペーパー掛けすると、思った以上に研き傷が残ってしまうのです。

15Feb07-3.jpg
私の場合、こういう捻れた曲面はスクレーパーの方が却ってやり易かったりします。実際、木口の見える部位ではペーパーよりも刃物で削った方が仕上がりがキレイですね。ヘッド先端の様なもろに木口だと難しいですけど。
posted by schuntama at 03:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 休止中:パーラーギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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