2006年12月22日

設備

大袈裟なものではありませんが、製作の為の設備関連です。
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posted by schuntama at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 工具類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

切る・削る

切断、切削関係の工具類です。

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タグ:工具・道具
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挟む・固定する

主にクランプ類です。
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フレット作業

指板の溝切り、フレット打ちや仕上げに使う工具類です。
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2006年12月23日

その他いろいろ

カテゴライズするには数が少ないモノをまとめてあります。
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接着・塗装

接着剤や塗装関連です。
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膠を使ってみる

HYDE1.jpg膠(にかわ)。ハイドグルーとも呼びます。動物由来の成分で出来ていて、獣の皮や骨、あるいは魚から作られるものもあります。その接着力は強力で、硬化後はガラスの様な質感になります。弦楽器にとって重要な振動伝達を損なう事が少ないのでタイトボンドの様なPVAグルーと比較して有利であると言われています。また、加湿・加熱する事で再び溶解するのでリペアに対応出来ます。今なお現役の古楽器が存在するのは、膠で接着されているので時代を超えてリペアする事が可能だった為とも言われています。

私が製作を始めた頃はタイトボンドを使用していましたが、製作に慣れて来たところで膠に切り替える事にしました。やはり良いと言われるものは使いたい。基本的な動機はそこです。ウクレレ5号機の製作中から使い始めたので、その時に書いた記事をここに編集しておきます。タイトボンドも素晴らしい接着剤だと思いますが、膠で製作すると何故古来から使い継がれてきたのかが分かる気がします。膠はボンドと違ってシビアです。上手に使う事が出来る様になれば製作技術のステップアップにもなるのです。(私はまだまだ序の口ですが)

ということで、必要な物や使用状況などをまとめました。膠の面倒臭い(ニオイも臭い)印象から使用をためらっている方にとって、僅かでも参考になる事があれば幸甚です。

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2006年12月24日

オイルフィニッシュしてみる

Tru-Oil1.jpgラッカー、ウレタン、シェラック、水性クリアー・・・と、アコースティック楽器の塗装には色々な種類が存在しますが、数ある仕上げの中で一番簡単と言われるのがオイルフィニッシュです。オイルを塗って拭き取るだけ、ガンやブース等の道具や設備も必要無し。私はウクレレ4、5号機をオイルフィニッシュで仕上げました。確かに簡単で艶もそこそこ出せますし、何よりも木の質感を残せるのが魅力です。

作業自体は過去記事で書いていましたが具体的な方法はご紹介していませんでした。
大筋ではセオリー通りだと思いますけど、手法のひとつとしてご参照下さい。

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スクレーパーを研いでみる

SCRAPER1.jpg私がよく使う工具のひとつが、このスクレーパーです。ただの鉄板にしか見えないかもしれませんが、さにあらず。サンドペーパーや鉋と並んで木材の表面を削るのに必要な工具です。非常に薄〜く削る事が出来る鉋の様な物と考えれば分かり易いでしょうか。平面、曲面で構成されている楽器の様々な部位に対応出来る様に形状、サイズ、厚みに色々なバリエーションがあります。私が持っているのは写真の物で全てですが、まだ4種類しか使った事がありません。今のところそれで間に合っているという事もあります。

これも刃物の仲間ですので使用にあたって研ぎ出す必要があります。そこで、手持ちの中で一番大きなスクレーパーを初めて研いだ時の様子を解説がてら記録しておきます。
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2007年03月03日

Z-ライト

明るく楽しく作業する為に欠かせない道具、照明。
この度、やっとまともな作業灯を設置しました。
その名は、Z-ライト。山田照明株式会社製、誕生以来50年以上が経つ永遠のベストセラーです。きっと、誰もが見た事がある筈の、あのライトです。

ZL1.jpg
品番は「Z-107」。現在のラインアップで一番Z-ライトらしいデザインだと思います。
スペック云々は、この際割愛です。(えっ?)
ただ強調しておきたいのは、このライトは開発者である山田照明の創業者、山田繁夫さん(繁雄との記述もあり)の努力の結晶であるという事です。このライトには様々なバリエーションがあり、数々のデザイン賞を受賞しています。私は子供の頃、オレンジ色のZ-ライトにお世話になった記憶があります。でも、あれは山田照明社製品だったかは分かりません。そうなのです。優れた製品故、類似品が巷に溢れているのです。
Z-ライトといえば山田照明社製品、山田照明といえばZ-ライトなのであります。

ちなみに私、山田照明とは何の関係もありません。
とにかく、最終的に自分のベンチに設置するのはZ-ライトと心に決めていたのです。

ZL2.jpg
で、これを左右に2基設置しました。プロのベンチを参考にしたのであります。
左は付属の白熱灯、右はボール型蛍光灯です。白熱灯は温度が高いので接着面を温めるのにも使えそうです。とにかく明るい、気分も明るい。感激です。
今までのは何だったの・・・?

ZL3.jpg
今までのはこんなだったのです。
シェードも無しに、これでよく出来たなあ・・・。
インレイの時は眩しくて辛かったなあ・・・。

ところでこのZ-ライト、ホームセンターで1つ¥5229でした。
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2007年05月03日

Hula Girl Shaker

03May07-1.jpg

折角ですから、作ってみました。
カヴィカ博士の「Hula Girl Shaker」です。
只今、接着中。今夜あたりに動作確認出来ると思います。
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Hula Girl Shaker 完成

フラガール・シェイカーが出来上がりました。
これは、もはや伝説となっているカヴィカ・ウクレレのHPに紹介されていた道具です。小型スピーカーのマグネットを洗濯バサミに接着した物をウクレレのサドルに挟んで音楽を流して振動を与え続け、ウクレレの「鳴り」を促進するというものです。
カヴィカ博士によれば、完成したばかりのウクレレにこれをセットすれば1週間後から鳴りが変わってくるそうです。博士はこれを「Break in」と呼びます。即ち「馴らし」ですね。新品に限らず普段なかなか弾いてやれないレレにも有効かもしれません。私もこの道具を使ってレレの鳴りを良くしてみたいと思います。
あ、勿論、自分で弾いてあげるのが一番大切なのは申し上げるまでもありません。

で、このフラガール・シェイカー、カヴィカ博士のHPには製作方法が解説されていますが、写真は完成品のものが掲載されています。工作に慣れた方ならそれだけで十分理解出来ますが、自分で作るにあたり、博士には失礼ながら製作手順を写真で記録しておく事にしました。

予めお断りしておきますが、この道具を使う事で劇的に鳴りが改善されるかどうかは未知数です。
何分、自分もこれから試しますので。
(汗)

03May07-2.jpg 03May07-3.jpg
では、材料です。小型スピーカー(1W前後)、木製洗濯バサミ、15mm角位の角材ほんの少し、1〜2mm径の針金ほんの少し。接着剤にはエポキシを使いました。スピーカー、洗濯バサミ、エポキシ接着剤は全て100均で揃えました。角材と針金はその辺に落ちていたモノを使っています。
で、まずは買ったばかりのスピーカーを分解(破壊)します。
これはミニプラグ付きなので配線の手間が要らないのがグッドです。

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ガシガシ破壊した後、いきなり繊細な作業に入ります。スピーカー中心のメタル・ドームをカッターで剥がすのですが、右の写真をご覧下さい。紙製の筒の外側にはコイルが巻かれている(ここでは見えない)のですが、髪の毛の様に細い1本のコイル線が筒の内側を通ってドームの裏側に繋がっていたのです。なので、この部分だけを残す様にしました。実は、この写真はやり直しのものです。最初は何も知らずにドームを全て取り去ってしまったので振動しなくなってしまいました。全てのスピーカーが同じではないと思いますが、ご参考までに。
ちなみにワタクシ、スピーカーの構造や電気の知識はゼロです。ま、それでも出来ました。

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お次はカッターナイフでコーン紙を切り取ってしまいます。スピーカーから音を奪うという非情な行為。この時に、コーン紙を貫通しているコード周辺は余裕を持たせて残します。ミッキー型に切り取れればオッケーですね。
さらにリムもちょん切ってマグネットだけ状態にします。この作業には刃先がボロボロのニッパーを使用しました。

03May07-8.jpg 03May07-9.jpg 03May07-10.jpg
今度は木工(笑)です。先にマグネットと洗濯バサミを繋ぐダボを作ります。さっきのコイル線の写真に紙の筒が見えますね。これに嵌る様な太さに適当に削ります。
次に洗濯バサミを加工します。先端をカットしてブリッジに接する面積を確保し、弦を嵌め込む溝を切ります。更に、横からストッパーとなる針金を通す穴を開けます。針金はしっかりした硬さでないと穴に通す時にフニャっと曲がってしまいます。
ダボはこの時点で洗濯バサミに接着してしまいます。

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加工前後の洗濯バサミを並べてみました。違いがお分かり頂けるかと思います。
で、次にダボを背負った洗濯バサミをマグネット側の筒に軽く嵌め込み、接着します。
これで完成です。

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このプラグ付きスピーカーが1個¥100なのをいいことに4個もまとめ買いしました。同時に数本のレレを馴らそうと思ったのです。しかし先にも触れた通り失敗した為に(原因が分かるまで2個潰しました)只のスペアとなってしまいました。
作業中はラジカセに繋いで音を出していた方が断線のチェックになりますね。


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さあ、レレにセットしてみます。固定方法は左の写真をご覧下さい。マグネットは結構重く感じますが、弦のテンションのお陰でこれだけでしっかり止まってくれます。
そして、ミュージック・スタート! おお、鳴ります、鳴りますよ。
音質的にはジャンクなラジオみたいですが、ちゃんとレレが振動してボディから音が出ています。確かにこれは馴らしになるかもしれません。但し音量は小さいので、やはり日数を掛ける必要はありますね。

右の写真は、ヘヴン・アーティストのshu-sanから調教を受けるS-O。自分のレレからshu-sanの音楽が流れる。まるで夢の様であります。来週はオータサンにお願いしようかな。コアのレレはジェイクにおまかせして・・・。


最後になりましたが、このリソースを公開して下さったカヴィカ博士:デビッド・C・ハードさんに感謝を捧げつつ、HPをご紹介します。

UKULELES BY KAWIKA, INC.

このフラガール・シェイカーに限らず、いかにも学者らしい数々のノウハウが公開されています。是非訪れてみて下さい。お茶目なコーナーもあります。

以下、フラガール・シェイカーのページへの行き方です。
直リンクは貼りません。是非、カヴィカ博士の世界をご覧頂きたいと思います。
● トップページの「 Search Form 」をクリック
● サーチ入力欄に「Hula Girl Shaker」と入力
● 次のページ下段にあるリストの「vintage ukulele instruction manuals」をクリック
これで本家フラガール・シェイカーを拝見出来ます。
それにしてもこのネーミング、とてもナイスですね♪

Mahalo nui loa Doctor!
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2007年05月04日

Hula Girl Shaker 途中経過

現在、マーチンS-Oにフラガール・シェイカーを装着している最中です。
どうも音と振動が弱い気がするなと思って色々こねくり回していたら、良いポジションが見つかりました。逆さまにすれば良かったのです。マグネットをぶら下げる格好にした方が振動し易くなるのでした。重いからその方が良いのでしょう。

04May07-1.jpg
そんな訳で、この様に体勢を変えました。ピン穴も開け直してあります。
これだけでかなり振動効率が改善され、ボディが発する音が大きく、しかもクリアーになりました。

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嬉しさの余り、色々とCDを試してみました。マホガニー使いのこのお二人は流石に綺麗に響きます。shu-sanのCDもとても綺麗な音で聞こえる様になりました。

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どうやらハード系はあまり得意ではないみたいです。

04May07-4.jpg
・・・なんかカワイイ。

フラガール・シェイカー、ワシもやってみるべさ!と思った方へ、一言。
装着時には、ブリッジにゴリゴリと擦らない様に慎重に取り付けて下さい。
強引な装着はブリッジに傷や凹みを付ける事になります。塗装されている場合は更に注意が必要です。
くれぐれも自己責任で、素敵なグレレド・アップを楽しんで下さい。
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2007年05月06日

Hula Girl Shaker 2号機

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フラガール・シェイカーの2号機が出来ました。
マグネットの角がウクレレに当たらない様にコアでトリムしてみました。
その他、フィッティングの精度が向上して装着し易くなったり等、
2号機ならではの進化を遂げております。(笑)
インレイの周囲にエポキシが変な染み込み方をしてしまったのが残念・・・。

ちなみに、これはオーナーが決定しております。
今月20日に東大島にて納品予定です。

Shake, Shake, Shake! Shake your Uke!
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2007年05月09日

Hula Girl Shaker 量産中

このところ、コレに没入しております。
8号機が乾燥中なので、もう少しコレで引っ張ってみようと思います(笑)

09May07-1.jpg 09May07-2.jpg
木製洗濯バサミも100均製品ですので、クォリティはそれ相応です。あちこちえぐれていたりササクレていたりします。なので、こうして一度バラして軽くサンディング、面取り等をしておきます。あくまでも、軽ーく、です。本気で整形すると一回り小さくなってしまいます。100均の素朴?な味わいを残すのも一興ではないかと。

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さてS-Oですが、あれから毎日ずーっとCDを鳴らし続けております。で、昨日あたりから何となくですが、ボディが発する音楽の響きが素直になってきた気がするのです。まだ弾いていませんけど、この調子でレレ本体の音が良くなっていったらスゴいなと思います。ま、少なくともレレ型スピーカーとしては良い物になりつつありますな。
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2007年05月10日

Hula Girl Shaker・哀

まだまだ同じネタで引っ張ります。しかし、決して調子が良いという事も無く・・・

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2号機が作動しなくなってしまいました。昨日まで動いていたんですけど原因は不明です。ちなみに1号機は何の問題も無く動いております。パーツ自体は100均ならではのラフな造りなので品質のバラツキが大きいのかもしれません。まあ、税込み¥105でプラグ付きスピーカーが手に入るのであまり文句も言えませんが、ひょっとしたらこの装置に作り変える事によって精密機械になってしまったのかもしれません。(笑)
取り急ぎ、代替の3号機を仕立てました。不良品をお渡しする訳にはいきません。

それにしても、昨日まで動いていた物がどこをどうすれば壊れるのか。全く分かりません。配線には手を付けてないし乱暴に扱ってもいません。しかし、これでは注意書きを添えなければならなくなってしまいます。
取り扱い注意、落下注意、コード捩じれ注意、プラグの抜き差しはコードを引っ張らない事、
搬送時は台車使用の事、ヘルメット着用、Fragile、Handle with care・・・、

そんなにスゴいマシーンを作ってるつもり無いんですけど。
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2007年05月16日

マグネット・ホルダー

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念願のマグネット・ホルダーを入手しました。
壁に取り付けて、そこへ鉄モノ工具をペタペタ貼付けるという収納?です。このやり方はプロの工房でも見られます。
私の作業部屋は、あるだけでも幸せとはいえ収納に難儀する狭い部屋ですので、こういう工夫をしないと工具類があちこちに散らかって非常に効率が悪いのです。見た目にもそれっぽいですから気分も盛り上がるというものです。(ここ重要)

16May07-2.jpg
で、モノはこちらで購入です。キッチン用品売り場にありました。元々は包丁をくっ付ける為の物ですが、用途としては同じですね。で、これを2本横に並べて使っています。
タグ:工具・道具
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2007年06月09日

Hula Girl Shaker Evolution

09Jun07-1.jpg

フラガール・シェイカー、まだ憶えてますか?
以前私が作った物は殆ど壊れてしまったという情けない事になった、あのデバイスです。
そのフラガール・シェイカーが、進化しました。まだ試作段階ですが。
名付けて、フラガール・シェイカー・エヴォリューション。フラエヴォ。(笑)
従来比でコンパクト、若干丈夫になりました。


09Jun07-2.jpg
チェスト・バスターとフェイス・ハガーではありませんよ。
手前がフラエヴォ、奥が旧タイプ、所謂カヴィカ式です。
基本的にカヴィカ式でOKなんですが、百均で手に入るスピーカーは殆どがこのタイプ。カヴィカ博士が使用しているのと同じ小型の物は恐らく百均では入手出来ないでしょう。百均モノの弱点はマグネットが大きく重いため、自重でボイスコイルが捻れてしまうのでコイルが断線し易いところにありました。

決してカヴィカ式が劣っている訳ではありません。ここでは百均スピーカーの使用が大前提であるので、マグネットの重さをカバーする為にレイアウトの変更を試みました。ボイスコイルに重さの負担を掛けない為にマグネットをウクレレ側に持たせ、ボイスコイルの振動を伝えるアクチュエーター(ダボ状の部分)をブリッジ上面に対し垂直方向にセットすれば、ボイスコイルは捻れる事無く本来の方向にストローク出来るという考えです。

洗濯バサミを流用したカヴィカ式と違ってフラエヴォではサドルを挟みません。アクチュエーターに彫った十字の溝にサドルと弦を嵌め込むだけです。これで、キチンとウクレレを鳴らす事が出来ました。下の写真を見ると分かりますが、マグネットをマウントしているブラケットがブリッジの上に載っています。ここを支点とし、マグネットの重みでアクチュエーターをブリッジに押し付けている訳です。回転運動の応力(というのかな?)を利用しているとも言えます。セットした状態での遊びは最小限になるようにしてあるので、ボイスコイルの捩じれも最小限になっている筈です。

うあー、疲れますね。

09Jun07-3.jpg 09Jun07-4.jpg
もうひとつ、フラエヴォで気を付けねばならないのはアクチュエーターにサドルを嵌める溝の位置です。ウクレレの寸法は似たり寄ったりとはいえ、細かな寸法は当然違ってきます。サドルとブリッジの位置関係も然り、です。
左の写真はカマカ・テナー、右はレイラニ・コンサートです。
この2つのウクレレでは、溝に対してサドルの位置がこれだけ変わってきます。もし、あなたがこのエントリーを見てフラエヴォを作ってみようと思ったら、この点を考慮して下さい。ひとつのウクレレの為だけに作るなら現物合わせで位置決めすればOKです。しかし、複数の種類のウクレレを1台のフラエヴォで賄うのであればこの溝幅は重要な意味を持ちます。更にはブラケットの位置も関係してきますので、最初は面倒かもしれません。でも、失敗してもその次からはセッティングの理解度が向上するのでやり易くなると思います。

あ、肝心な事を忘れてました。旧型に対し、ウクレレを振動させる能力は若干向上した様です。後は実際に使用し続けて耐久性の確認をしたいと思います。少なくとも、旧型に比べて頑丈・コンパクトになっているのでこれでフィックスさせたいところであります。


【業務連絡】
私的にはこのタイプが有望ではないかと思うのですが、工作教室的にはハードルが上がってしまったかもしれません。ブラケット組み立て及び接着のジグを用意するなどの対処で乗り切ってみたいと思うのですが、如何でしょう。ブラケット素材はアガチス3mm材を想定しています。
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2007年06月13日

Hula Girl Shaker Evolution 2

13Jun07-1.jpg

フラエヴォ2、出来ました。
まだまだやります。ワタクシの威信をかけ・・・ いや、こりゃただの意地ですね。


13Jun07-2.jpg
今回はかなり軽量、シンプルです。エヴォリューションの名に恥じない。(笑)
材料は例によって百均スピーカー、そして割り箸だけ。
使う道具はクラフト鋸、カッターナイフ、木工用アロンアルファと、これもシンプル。
シンプルといえど、しっかり工作の手応えを感じられる内容となっております。

13Jun07-3.jpg
セッティングはこの様になります。弦と弦の間に嵌めるだけ。シンプル。
弦の間にセットする事で横方向の安定を、ブリッジの上に乗せる事で縦方向の安定を得ています。従って水平状態でも使用可能です。静止状態で使う道具なので、これなら何の問題も無いでありましょう。

13Jun07-4.jpg
今回はアクチュエーターに溝を切りません。サドルに接するだけ。シンプル。
これでも、過去作同等のしっかりとした鳴りを実現しています。歓喜。
アクチュエーターは短く切った割り箸をスピーカー中央に接着するだけ。簡単。

13Jun07-5.jpg 13Jun07-6.jpg
私のファミコン頭脳により計算された、割り箸のレイアウトをご覧下さい。
如何でしょうか。これなら、アタシにだって出来るわ!と思いませんか?

13Jun07-7.jpg
さて、この工作で唯一難しい所が、この弦をセットするパーツの加工です。
横に配置した割り箸の両端が1mmほどの深さで削られています。
このパーツと金属フレームの間に弦を嵌めるので、この様な隙間が必要なのです。
私はここをカッターナイフで削りましたが、小さなパーツ故に気を抜くと怪我をしてしまいます。
ここ以外は全て、クラフト鋸で切っただけであります。

13Jun07-8.jpg
接着は全て木工用アロンアルファで施されております。イージー。
割り箸同士は当然強力に接着されますが、ステー部分が一番弱そうです。
このスピーカーではフレーム外形内側に積層の紙が巻いてあるので、そこに割り箸を接着しています。木と紙なので接着の相性は良い筈です。但し接着面積が狭いので、ここはエポキシで補強した方が確実でしょう。エポキシ接着剤も百均で入手出来ます。
ちなみに、写真の様にハラハラしながらも持ち堪える事は可能です。手に持つ時はマグネットを掴む事が原則であります。

13Jun07-9.jpg
てなワケで、これならば比較的工作難易度は低いでありましょう。
出来上がったら、無機質なマグネット部分に装飾を施すのもまた一興です。ペイントするのも楽しいですね。

【追記】

13Jun07-10.jpg
CDで演奏に使っているのと同じ素材のウクレレを鳴らすと、結構イケます。
ジェイクならコアのウクレレを鳴らす、という具合ですね。
アーティストが使用しているのと同メーカーならば更に雰囲気はグッと盛り上がります。


【業務連絡】
如何でしょうか、コレ。スピリット・オブ・百均と、程良い工作達成感を両立出来たのではないかと自負しております。フェライトは軽量、コイル上面は加工の必要が無いのでダメージも最小限。フレームも未加工です。ステーとフレームの接着にエポキシを追加すれば、かなりパーペキではないかと思うのですが。

【 How to make the shaker 】
2007年11月23日NUA例会工作講座で使用した製作マニュアルです。

サイズ:約1MB クリックしてダウンロード ⇒ shaker_Manual_r4.pdf
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2007年06月20日

Hummingbird Shaker

20Jun07-1.jpg

ハミングバード・シェイカーというモノを作ってみました。
まあ、その、フラガール・シェイカーの亜流ですね。二番煎じとも言います。
前作であるフラエヴォ2の構成をベースに、ハミングバード(ハチドリ)の姿を模してみたのであります。

20Jun07-2.jpg 20Jun07-3.jpg 20Jun07-4.jpg

20Jun07-6.jpg

近頃はフラガール・シェイカーを自作される方がチラホラといらっしゃる様です。
自分の手でモノを作る人が増えるというのは、誠に嬉しい限りです。
極東の島国でこんな事が展開されているとは、きっとカヴィカ博士も想像しなかった事でしょう。

これまで私が紹介させて頂いてきたシェイカー達は、どちらかというと素っ気ない外観でありました。そこで、もう少し遊びの要素を取り入れて作ってもいいべさ、という事でトライしてみたのが今回のシェイカーです。
モチーフは上述の通り、ハチドリです。ハワイではお馴染みの鳥だそうですね。ウクレレのデバイスに用いるには絶好のモチーフです。頭と体にコアとエボニーの端材、嘴の先にはコルクを使っています。リアリティは追求せずに、円と直線で簡潔に表現したのが造形のポイントであります。
なぬ、これじゃハチドリじゃなくてキツツキですと?目玉オヤジにも見えるとな?目で弦を挟むのがキモイ? うーむ・・・。

20Jun07-7.jpg

取り付け方はフラエヴォ2に準じています。
ま、こういうやり方もありますよ、というお話でした。m(_ _)m

どなたか、これのホヌ・バージョンを作ってみませんか?ハワイ動物シリーズ。(笑)
posted by schuntama at 18:47| Comment(10) | TrackBack(0) | 工具類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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