2006年11月26日

全音キット1号

Z1-1.jpgこれが、初めて自作したウクレレであります。2003年12月に完成。自作ウクレレの登竜門的な「全音キット」ですが、ブリッジ、サドル、ナットは自作品です。ボディの角を丸めたあたりは、これも初めて買ったウクレレであるコアロハの影響です。ボディは柿渋着色にラッカースプレー仕上げ。ネックはカシューです。大した知識も無いまま(今もですが)とにかく作ってみました仕様ですけども、柿渋にラッカー仕上げは日光が当たるとなかなか綺麗でありました。それ以外は特筆する部分も無く、作りにおける反面教師として作業部屋にぶら下げてあります。(当時としては一応頑張って作ったつもりですけど)製作後3年近く経過した現在、割といい音がする様になりました。乾燥が進んだ所為でしょうね。でも、すごく音痴。


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しかし、今見るとスゴいネックであります。テーパード・グリップ。

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見て下さいよ、この弦高。12Fで5mmくらいありますよ。スゴいなあ・・・。
全音の指板材はパドックですが、この赤みはクセがあります。私はここにも柿渋を塗ってみましたが、今ひとつ効果は感じられず。むしろ経年変化でくすんだ色になった方が味がありそうです。ポジション・ドットは真鍮の丸棒を埋めてみました。今思うと、これも不思議な事をしたもんです。

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見て下さいよ、このサドル高。すんごい出っ歯。ホント、スゴいなあ・・・。
ブリッジ素材はホームセンターの紫檀。ナットとサドルもホームセンターの黒檀です。
ペグはキットのまま。ハッキリ言って安物なので、操作感は良くありません。
ラベル:全音キット
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全音キット2号

Z2-1.jpg2本目の全音キットであります。これはボディ以外を自作する目的で製作しました。着色無し、水性クリアー缶スプレー仕上げです。アガチス材でカーフド・ライニングとブレースも自作初挑戦してみました。その他、Stew-Macでパーツを買ってみたりとか、現在も私のスタイルであるロゼッタがサウンド・ホールになる仕様にしたのもこのウクレレからです。


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ネックはT'sギターズ製アフリカン・マホガニーです。この太さ・・・、バリトン並。何考えてこんな事したんだろ。弾き辛いったらありゃしない。

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フレットとグローバーのペグはStew-Macから購入しました。ポジション・ドットはアバロンです。ヒールのシェイプはお気に入りですけど、ボディとの合わせが隙間だらけ。ネック・ジョイントは1号、2号共にダボ継ぎです。

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ロゼッタ、指板、ブリッジはホームセンターの黒檀です。ナットとサドルはお茶の水で買った牛骨。バックのラウンドにも挑戦してみましたが、微妙すぎて分かり辛いですな。
ラベル:全音キット
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2006年11月29日

1号機 ソプラノ

WA-1.jpg全音キットを2本作った後、ゼロからの製作に挑戦してみました。フルスクラッチ1号機です。ホームセンターに売っていたホワイトアッシュを鋸でギコギコと薄板におろし、鉋掛けしてボディ材にしたのですが、その作業だけで燃え尽きるところでした。当時はドライバドリル以外に電動工具を持っていなかったので仕方無かったのですが、あんな事は二度としたくありません。(でもその後何度かやってたりしてます)木材について殆ど無知な私がホワイトアッシュを選んだ理由ですが、当時T'sギターズ製オーダーウクレレでホワイトアッシュのパイナップルというのがありました。まいたけさんのですね。ウェブでその写真を見て、「これはスゴい!」と思った訳です。で、ホワイトアッシュの8の字ボディはまだ存在しない筈という思い込みもあり製作候補に上げていたところ、間もなくホームセンターでホワイトアッシュ材を発見したのです。だから、多分、そういう運命だったのです。 この材はド素人の私にも簡単に曲げられる程粘りがあって、加工性も良好でした。板目で導管が太い材だったので仕上げには手間取りましたが、完成した時の感動は全音キットの比ではありませんでした。音にはあまり期待してませんでしたが、それが意外と澄んだ音がするので余計に感動した訳です。そうなると、もう止められなくなるのですね。製作道にズブズブです。 2004年7月完成。


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このボディシェイプ、どこかで見た事が・・・ はい、HF-1Dをトレースさせていただきました。ロゼッタ、指板、ブリッジは全音2号と同じくホームセンター黒檀を使用しました。フィニッシュはStew-Macのカラートーン水性クリアです。

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ネックもホワイトアッシュ。ヒールは3層接着ですけど板目なので継ぎ目が目立ちません。本当は柾目がベストですけど、ホームセンター材にそんな贅沢は望めません。 ペグはグローバー、ナットとサドルはお茶の水の牛骨です。

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カーフド・ライニングもホームセンター材。よく桧工作材の三角棒が売ってますよね。あれに鋸で挽き目を入れただけです。 バックのサインは、ブルース・シマブクロ。キワヤで行なわれたワークショップに参加した時に書いてもらいました。サインの上にクリアコートして擦れ対策をしてあります。

Bruce.jpg ブルース・シマブクロさんです。私もパーツで写っています。
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2号機 ソプラノ・ロングネック

KSLN-1.jpgフルスクラッチ2号機はオール・コア・ボディのソプラノ・ロングネックです。ネックはホンジュラス・マホガニー、指板、ブリッジ、バインディングはインディアン・ローズです。このウクレレでバインディングに挑戦してみました。巻き具合はまあまあだったのですが、ボディの溝が若干浅かった為に非常に薄っぺらな仕上がりになってしまいました。塗装は、LMIから購入したKTM9グロスフィニッシュです。Stew-Macのカラートーンも良かったけれど、こちらの方が塗膜が若干固い印象があって、とてもいい感じです。 製作当時は割と自信作だったのですけど、キワヤの原社長に試奏して頂いた時に開放ストロークでビビリまくったという逸話があります。更には「これ、カマカ(の形)ですね」とボディシェイプの転用も見抜かれました。これには私がビビリました。でも、音は褒めて頂けました。


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バックのサインはジェームス・ヒルのものです。もしかしたら、ここがこのウクレレで一番高性能な部分かもしれません。

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ペグはグローバー。ナットとサドルはコーリアンです。

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KSLN-11.jpgロゼッタのインレイとエンドトリムにも挑戦してみました。インレイはアバロン、トリムはコアの辺材とローズウッドのコンビです。下部を鋭角にしたのは、バックのセンターストリップに合わせる為です。バックのラウンドは強めにしてみました。



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余談ですが、ジェームス・ヒルとはキワヤでのワークショップに参加した時に会えたのであります。超絶技巧の持ち主でインテリぽいけど、すごく気さくな方です。なんとまあ、2号機を手に持って写真に写ってくれました。

私「これ、自作なんですよ」
ジェームス「へえ!ラウンドバックになってるね。いいねえ。」
私「サインの上から上塗りするから、でっかく書いてもらえます?」
ジェームス「OK、こんな感じ?」

てな具合に、はみ出さんばかりに書いてくれはりましたよ。感動です。更に、あのGストリング・カスタム・テナーを観察する機会にも恵まれました。実際には恐れ多過ぎて写真を撮るだけで精一杯でしたが。このウクレレからはデレク・シミズのオーラが出てましたよ・・・。
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2006年12月02日

3号機 コンサート

C3Top1.jpg職場の先輩であるKさんという方に差し上げた(と書いて”押し付けた”と読む)ウクレレです。コンサート・サイズ、弦長390mm。14フレット・ジョイント、17フレット・トータル。基本的にボディ、ネックはホンジュラス・マホガニー、ブレースはシトカ・スプルース、それ以外はココボロを使って製作しました。ロゼッタ、マーカー・ドットのインレイにはアバロンを使用しています。ナット、サドルはコーリアン、ペグはグローバー4W。 2005年12月完成。


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C3Btm.jpg C3Rstt.jpg C3Heal.jpg


C3Head1.jpg C2Head2.jpg

製作記録はこちら
   ↓
製作記録を読む
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2006年12月03日

4号機 ソプラノ・ロングネック

12月6日23:50 製作記録を別エントリーに分けました。
限界容量を超えてしまった様で、ひとつのエントリーに保存出来なくなった為です。


S4-15.jpgフルスクラッチ4号機、ソプラノ・ロングネックです。製作期間は半年弱かかりました。スロー・・・。オクターブ・ピッチは4弦全て、+10セント以下でした。過去最高の精度を達成であります。気になる音は・・・ 悪くないけど、むむむ?ちょっと輪郭がボケてませんか?でも弾き方次第で「お、イイ!」と思う事もあるので弾き込みでもう少し様子見します。音色は、スプルース・トップなのでマホともコアとも違います。むしろ「あ、スプルースのウクレレってこんな感じの音なの?」てな具合で個人的には初めて聞くタイプの音でした。なんて表現すればいいのかな・・・。

仕上げにはTru-Oilを使用のオイル・フィニッシュです。これ、結構いいかもしれません。こんなに簡単に、雰囲気ある仕上がりになります。乾燥すればスベスベで、クリアの様な指が引っ掛かる感覚はありません。少なくともネックの仕上げにはお勧めですよ。 2006年2月完成。

仕様は以下の通りです。

●コンサート・スケール/約390mm 14Fジョイント/17Fトータル
●トップ:スプルース バック・サイド:パオロッサ ネック:ホンジュラス・マホガニー
 指板・ブリッジ:インディアン・ローズウッド ナット・サドル:エボニー
 バインディング:ちょいカーリー・メイプル
●ペグ:グローバー ●弦:コオラウ ●サイドポジションマーカー:MOP
●オイル・フィニッシュ

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S4-11.jpg蛇足ですが、このウクレレは色々なところが厚く出来ています。バック・サイドの板厚、ネックの太さ、果てはディープ・ボディであります。ちょいとコアロハ・スタンダードと比較です。




S4-12.jpg正面からの違いはネックの長さくらいですが、ボディの厚みはこんなに違います。
「おいちゃんはね・・・」それは渥美が違う。




S4-13.jpgで、カマカのテナーだとほとんどいっしょです。






S4-14.jpgネックもですね。

もともとこのウクレレの製作にあたっては色々チャレンジすることが目的でありました。そのうち、極力スタンダードな仕様で作ってみたいと思います。
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2006年12月09日

5号機 ソプラノ

S5-1.jpg記念すべきオーダー・ウクレレ製作の第1弾。依頼主は私のムスコです。しかしながら、そのクラフトマンシップには大きな疑念が残る物になりました。幼稚園児のムスコ用ということで気が抜けてしまったのでしょうか。
でも音は結構良かったりするのです。大事に弾けば化けるかも。

仕様は以下の通りです。

●ソプラノ・スケール/約350mm 12Fジョイント/14Fトータル
●トップ、バック、サイド:ハワイアン・コア(Stew-Mac AA)
●ネック:アフリカン・マホガニー (ティーズギター)
●指板・ブリッジ:インディアン・ローズウッド (LMI マンドリン用指板材)
●ナット・サドル:エボニー(LMI ギター用指板材)
●ヒール、エンドブロック:マホガニー
●トップブレース:スプルース  バックブレース:マホガニー
●ペグ:グローバー
●弦:カマカ
●ポジションマーカー:アバロン
●ヒールキャップ:インディアン・ローズウッド
●オイル・フィニッシュ(Tru-Oil)

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2006年12月10日

2006年12月11日

7号機 ソプラノ・パイナップル

P1-1.jpg今回の撮影は作業部屋で行ないました。いつもの居間兼スタジオは壁が白いので濃色ボディに反射して飛んでしまいます。色合いも本来に近い色が再現できませんでしたので場所を変えた次第です。相変わらず見辛い写真ばかりですけど、ご了承ください。

6号機をすっ飛ばして完成した7号機パイナップル。職場の後輩であるKちゃんからの依頼で製作しました。ブログでエントリーのアップを開始してから4ヶ月で出来上がりました。遅。オール・ローズウッドのパイナップル・ボディに白いバインディングがKちゃんのご指定です。その他色々と打ち合わせて、ロングネックだとかM.O.Pのインレイだとかを決めました。ソプラノボディですが、インディアン・ローズウッドならではの深みのある音がナイスです。

2006年11月12日完成。 仕様は以下の通りです。

●コンサート・スケール/約390mm 14Fジョイント/17Fトータル
●トップ、バック、サイド、ヘッドプレート:インディアン・ローズウッド(LMI 2ndグレード)
●ネック:アフリカン・マホガニー (アイチ木材加工 A)
●指板・ブリッジ:エボニー (LMI)
●バインディング:カーリー・メイプル (LMI)
●ナット・サドル:コーリアン(LMI)
●ヒール、エンドブロック:マホガニー
●トップブレース:スプルース  バックブレース:マホガニー
●ペグ:グローバー
●弦:アクィーラ・ナイルガット
●ポジションマーカー、ロゼッタインレイ、ヒールキャップ:M.O.P
●グロス・フィニッシュ(KTM9 水性クリア)

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2007年02月22日

妥当レイラニ '07-02-22

新シリーズであります。8号機となるコンサート・ウクレレです。
え、6号機は・・・? はい、凍結する事にしました。(サラッと言ってますが)
もちろん保存してありますので、いつでも再開出来ます。が、今は封印します。

で、8号機。オール・アフリカン・マホガニーで作ります。
昨年からマホガニーのウクレレが気になって仕方無いのでありますが、多分、自分の好みの方向性が定まりつつあるのではないかと思うのです。現在自分が求める音はマホガニーにあるのではないか、と。音楽的にはジェイクが好みですが、音としてはオータサンやライル・リッツが好きなのです。

もうひとつ、これはつい最近のNUA例会での事なので直接の動機ではありませんが、レイラニを存分に拝見する機会に恵まれました。コアもマホもありますが、マホガニー仕様が一際気になったワケです。良い材が使われてますなあ・・・。音も素晴らしいのですが、私としては若干硬い印象がありました。でも、しっかり「育つ」タイプなんじゃないかと感じましたよ。更に、持つと「密度」を感じるのです。オーラの様なものが含まれた、他のウクレレと違う「何か」です。とにかく魅力的なウクレレだったのです。ロ・プリンジも然りですが、フロリディアン・ウクレレは実は目が離せない存在なのかもしれません。

話が逸れました。そんなこんなで、自分の方向性を確認する意味でもマホガニーのウクレレを作らねば!という気持ちになったのです。とりあえず目標は「打倒レイラニ」(笑)です。まあ本気でそんな事言ったら大変失礼な話ですので、志は高く、でも自分の実力を鑑みて「妥当レイラニ」という事にしようと思います。コンストラクションも外見もシンプルにして、過去作の反省を活かしながら作っていきたいと思います。


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ストック・ルーム(兼作業部屋)から厳選された材(ウソ)を並べました。ネック、ボディはアフリカン・マホ、指板とブリッジにはエボニーを使います。グレードは全て「並」です。

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ボディ・シェイプを変更します。今までのテンプレートと比較して、ウェストをぎゅっと絞り、頭を小さく。でもお尻にはそこそこボリュームを。

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初めの一歩、モールド製作であります。考え事しながらベニヤを切っていたもんですから、余分に切り出してしまいました。

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私はただでさえ動きが悪いので、こういう事は出来るだけパッパとやってしまいたいところです。

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で、春のクランプ祭り。
ラベル:8号機
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2007年02月23日

妥当レイラニ '07-02-23

ああ、レイラニ、いいなあ・・・。でも高いなあ・・・。
ええーい、欲しがってばかりいないで作るのだあ! >自分
でもね、作ってる時は楽しいんですけど、完成するとそれで放ったらかしなんですよねえ。要するに、まだ満足出来るモノが作れていないワケです。7号機はまあまあ良かったけど、あれは人のウクレレだしなあ。

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さて、モールドの中抜きです。夜遅くに電動糸鋸盤を稼働させるのはかなり神経を使います。機械は静音設計ですが切削音は自分でコントロールしなければなりません。作業を休日に持ち越すとスケジュールがどんどんずれていくので、頑張って切るのであります。

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やっと切り抜いたら、内壁の整形に掛かります。外側は適当仕上げでガタガタですが、中側は出来るだけ手を入れて左右対称になる様に気を付けるのであります。

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今回も開閉式モールドなので、金具類の台座となるベニヤ端材を接着しておきました。次回には完成させたいところですな。
ラベル:8号機
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2007年02月24日

8号機 マホ(妥当レイラニ改め)

考えてみたら、アフリカン・マホガニーでウクレレを作るのはこれが初めてでした。
全音キットはサペリ、3号機はホンジュラス。ネックだけならアフリカンは何度か使ってましたけど、ボディには初めて。微妙にワクワクします。
それから、タイトルを普通にしました。志は「打倒」、でも作ってみたらこの辺が「妥当」という意味を込めてるんですけど、やっぱり一体何の事か分かりませんですね。

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さあモールドが出来ましたよ。パッチン錠とヒンジ、ズレ止めのダボをセットしました。
例によって180度開きます。この形式はボディの着脱が容易なだけでなく、曲げた直後の横板を左右別々にしっかり固定出来ます。ボルト固定式のモールドでも同じ事は出来ますけど、ワタクシはヒンジ式が好き。

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ボディの大きさをマーチンのソプラノと比べてみます。この様な傾向で差を付けてみました。

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モールドが終わって机が空いたので、即ブックマッチに入ります。これはトップ用。
昼間になったら横板の厚み出しをやるつもりであります。
ラベル:8号機
posted by schuntama at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 作ったウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

8号機 マホ '07-02-25

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サイドの厚み落とし中です。鉋で落としてましたが、どうしても刃が引っ掛かる交錯木理が2カ所。表面を深くえぐらないうちに、ファイルソーへと早々にバトンタッチです。最後は100番のペーパーでサンディングして、ひとまず終了。

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今回の材は切削前後でこれだけ厚みが変わります。半分以上がゴミとなって消えてしまいます。

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ボディのくびれになる辺りで2mm弱になる様にしました。上下ブロックで繋げるセンター付近は2mm強になっています。

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こちらは切削前の材。ギター用材という事もあり4.5mmの厚みです。

購入状態の材の厚みはサプライヤー各社で少しずつ変わります。これまでの経験から見ると、一番薄いのがStew-Mac、次にLMI、それと同じか更に厚いのが今回の材、アイチ木材です。サンディング・サービスに追加料金を払う方法もありますが、今のところ自分で削る様にしています。材によっては部分的な密度変化が大きいので、表裏どちらから削るかで結果が変わる場合があります。外観的には木目が変化したり、虫食い跡を無くせるかどうか、という事にも関係してきます。そういった意味で、各社のサンディング・サービスがどこまで個々の材に対して気を使ってくれるのかが気になるところではあります。
ラベル:8号機
posted by schuntama at 05:15| Comment(11) | TrackBack(0) | 作ったウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

8号機 マホ '07-02-26

夕べは狂Gの練習中に猛烈な睡魔に襲われ、ウクレレを持ったまま寝てしまいました。
なので、出勤前のエントリー・アップなのであります。


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昨日は夕方近くになってから作業を始めました。この前ブックマッチしたバックの厚み落としからです。鉋の刃を研ぎ直して一気に削っていきましたが結局最後はペーパー頼みになるところが、まーだまだ甘ちゃんな私なのです。ちなみに写真の鉋屑、1.5mmの厚み分の量です。この塊のまま頭に載せればアフロになれます。

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ブックマッチ中心付近のアップです。グレードの低いアフリカン・マホ故、導管や木目に黒い部分があるのが目立ちます。これはこれで好きなんですけど。左右対称に走る黒い線がクラックに見えて、一瞬ドキッとします。
いやあ、マホガニーってやっぱり綺麗だなあ、と思います。Aグレードでさえ見た目の味わいがあります。鉋掛けで悩まされる交錯木理はストライプとなって反復する光の反射を見せてくれます。(この写真では分かり辛いですね)

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更に、トップをブックマッチしました。この写真は、私のブックマッチ用具一式です。

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接着作業の完了。1日以上置いた後、再び厚み落としの作業へまいります。

この日は出来ればサイド曲げまでやりたい気持ちはありましたが、眠かったのでやめておきました。惰性で作業しても良いものが出来ないからです。(←自分への戒め)充電、放電をこまめに繰り返すのがよろしい様で。
ラベル:8号機
posted by schuntama at 07:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 作ったウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

8号機 マホ '07-02-27

横板の曲げが終わりました。そして、ネック作業を開始。
従来の私には考えられないペースで進行しております。
そろそろ、息切れするかもしれません。(^^;)ゝ

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髷、いや、曲げの準備風景です。ベンディング・アイロンが熱くなるまで10分ほど放っておきます。他に霧吹き、雑巾を用意しました。

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マホガニーを濡らすとこの様な色に変わります。良い感じです。色だけならレイラニに近付けました。コアやローズウッドを曲げる際には予めお湯に浸しておきますが、マホガニーは水を少なめにするのが良いらしいのです。3号機ではそんな事は知らずに浸してましたが(実際深い皺が出来ました)、今回は直接霧吹きだけでやります。

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それでは、クッキング。じゅうじゅうと音が出るけど、あまり美味そうじゃないな。

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一枚目、曲がりました。確かにマホの場合、水は少ない方が良いみたいです。でもくびれ部分に軽く皺が入りました。まだまだ精進ですな・・・。

27Feb07-5.jpg
2枚目も同様の結果になりました。ところで2枚の板はそれぞれ中心から余分にハミ出ていますね。曲げる際に長さに余裕が必要だからなのですが、型に収めた時に一体型モールドではこの余分が重なり合ってしまいます。すると、左右どちらかの曲がり方にクセが付いてしまうのです。それでも慣れた方なら問題無く処理できるでしょうけども、私は分割モールドでこの問題を回避する道を選びました。
曲げた板は数日このままの状態で安定化を待ちます。途中で形が戻る事があれば修正の曲げを行ないます。

27Feb07-6.jpg
そして、作業はネックへ。この材はあのティーズ・ギター製のアフリカン・マホです。ソプラノ用の材ですが、12フレット・ジョイントならコンサートにもギリギリで対応できます。その代わり、ソプラノよりも指板面が延長されるので写真のケガキ線の様な削りが必要です。

27Feb07-7.jpg
といったワケで、ザックリ削り始めたところで今回はお開きです。
ラベル:8号機
posted by schuntama at 05:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 作ったウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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