この小振りなボディシェイプ。憧れでした。ドレッドノート同様、多くのメーカーがマーチンの形を踏襲してきました。マーチンのウクレレからは「表情」が感じられます。
なんて言いますかね、雰囲気がハワイのメーカーとも日本のメーカーとも違うのです。廉価でもマーチンの佇まいなんです。ゴトー製のペグがカッチリ感を強調してます。
サウンドホールにはブラック/ホワイトのパーフリング・・・のデカール。そして中を覗けばバックパッカー同様、ライニングがありません。このウクレレで唯一不安な部分です。バックパッカーではなく、コストカッターと呼んでも差し支えないでしょう。ブリッジはしっかりしてるので安心です。
とても真面目なウクレレという印象ですが、造りの面でラテンのおおらかさを垣間見る部分もあります。(写真中央) 艶消しのチョコレート・ブラウンな仕上げがマーチン・ギターの15シリーズを彷彿とさせます。標準の弦はもちろん、M-600ナイロン・クリアーです。
音については賛否両論あるようですが、恐らくはコストが反映された材と造り、品質のバラツキに左右されるのでしょう。その見地からすると、私のS-Oは「当たり」かもしれません。キンキンした音は殆ど無く、弾ける様に元気に鳴ってくれます。音量、サスティーンも充分です。ハッキリ言って想定外の鳴りの良さでした。弾いてて、すごく楽しいのです。割と低音も出ます。でもマホの音を楽しむ為には弾き込みが必要そうです。
改めて感心したのはネック周りの造りの良さ。小さなソプラノですが、とても弾き易いのです。ネックの幅、断面、弦のスペーシングがバランス良くまとめられているな、と感じます。具体的に調べてませんけど、きっと他社と比較しても1mm前後違いの世界だと思います。でも、それが絶妙なのです。色々と言われてますけど、やはりマーチンって非凡なメーカーですよ。
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