接着剤や塗装関連です。
● 膠

獣の皮、骨等を煮て作られる昔ながらの接着剤。「楽器には膠じゃなきゃダメだよ!」と言う方、多し。強力な接着力、硬化後も加湿・加熱すれば剥がせる等、楽器製作用の接着剤としては理想的かもしれません。音響特性を考慮すると接着剤は膠が一番、というのも良く聞く話です。(もちろん、現在のタイトボンドだって素晴らしいと思います。)しかし膠は扱いが面倒で準備に時間がかかる、接着面はピッタリ合っていなければならない(硬化中に縮む為)等、私の様なズボラさんにはかなり敷居の高い接着剤であります。使用中は保温が必要なのでグルーポットを使います。しかし高価なので自作しました。鶴田誠さんのサイト、「CRANE」を参考にさせて頂きました。
● リキッド・ハイドグルー
タイトボンドで有名なフランクリン社製の液体膠です。膠の性質を持ちながらも常温で液状になっている、いわばインスタント膠です。私は現在は通常の膠をメインにしているので、これを使うのは細かな部位や応力の掛からない様な場所に限定しています。シビアな製作家の方はこうしたPVA系の物は敬遠される様です。
● Instrument makers glue
LMIブランドのボンドです。簡単に言えばタイトボンドと似た様な製品ですが、タイトボンドが所謂木工用途であるのに対し、このボンドは唯一楽器用に作られたボンドであるという事が一番の違いでしょうか。このボンドもまた加熱する事で剥離可能で、リペアにも対応する様になっています。常温保管での使用期限は半年〜1年に設定されています。私のは既に1年以上経過しましたので、モールド製作等に使用しています。
● Tru-Oil

本来はガンストック用のオイルですけども、楽器用のオイルフィニッシュとしても紹介されてきました。少量を布に付けて塗り込み、ササッと拭き取る。これを数回繰り返すと、木の風合いを活かした素朴な仕上がりになるのです。私はLMIから購入しましたが、現在は輸入出来ません。しかし日本国内でもこれを販売している業者がある様です。
● スティールウール
オイルフィニッシュの木地仕上げやフレットのポリッシュに使用しています。0000グレードという極細目のものですが、ホームセンターに無かったので木材と一緒にLMIから購入しました。使用中は微細なカスが発生するので、誤って吸い込まない様にマスク等で防護した方が良さそうです。
● 木の削り粉
今まで使った木材をサンディングした時に出た粉ですが、砥の粉代わりやボンドに混ぜたりと、着色材として使っています。現在のコレクションはインディアン・ローズ、コア、エボニー、スプルース、マホガニー、ホワイト・アッシュです。ボンドに混ぜると発色が濃くなるので、明るめの色の粉をブレンドして使う事もあります。
posted by schuntama at 01:52|
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