2008年09月18日

ペグをハグして

当初Yさんのウクレレのペグにはゴトーを使う予定でしたが、仕様を変更しました。
新たに採用を決定したペグとは、パーフェクション・ペグと呼ばれる物です。

このペグはバイオリン族楽器用のリプレイスメントで、一見エボニーのペグですが実は内部にプラネタリーギアが仕込まれていて1:4のギア比で微妙なチューニングを可能とした物です。値段の割にチープな外観(失礼!)ですが、中身は高級です。
このペグについての詳細はMATT小林さんのブログにとても解り易く解説されています。
リンクは→ここをクリック

で、そのペグを採用出来ないかという打診を頂きまして、全く実績が無いにも拘らず「やりましょう!」なんて知った顔して了承してしまったワケです。まあ、私は今までぶっつけ本番の人生を歩んできましたから、今回も何とかなるだろうと踏んだのであります。


17Sep08-1.jpg

もともとバイオリン族用のペグですから、ポスト先端が糸倉に橋渡しするのに都合良い形になっています。つまり、弦通し穴より上・・・というか先端というか、まあ、そこが一段太くなっておるのです。ウクレレのヘッドは一枚板ですから、先が太くなっている必要は無いし、むしろ都合悪そうです。で、そこを削り落として一定の太さにしないと見栄え的にもよろしくないであろうと考え、縦型旋盤(別名・ボール盤)を使って切削加工しました。


17Sep08-2.jpg

写真に見える奥から、未加工品(というか製品状態)、ポストを切削した状態、ウクレレに合わせてポストを切り落とした状態、であります。


17Sep08-3.jpg

ポストの切り落とし風景です。金属の芯材が入っているので、クラフト鋸でシャープにカットします。更に切断面を金工ヤスリで整えておきました。小さくて堅いブツはしっかり固定しないと指も切っちゃいますから、要注意です。


17Sep08-4.jpg

さて、切りっ放しというのも少々ぶっきらぼうでしょうから、端末処理を施します。
MATTさんからご提案頂いた案でもありますが、エボニー粉混入エポキシで化粧します。
それにしては茶色くないかい・・・というツッコミはさておき、
え、いや、これ、本当にエボニーの粉ですってばー。マグロじゃないから茶色ですが・・・汗。

もちろん最後には整形しますが、予めエポキシの表面張力なんぞを利して、ある程度丸みを持たせた形状にして硬化を待ちます。うん、却って茶色っぽい方がワザとらしさを緩和出来るのではあるまいか??

さ、出来上がりは如何に。なんたって、ぶっつけ本番ですので・・・。

【業務連絡】
Yさん、茶色い先っちょが気に入らなかったら言ってください。善処します。


posted by schuntama at 00:25| Comment(17) | TrackBack(0) | Works in Progress | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。