2007年09月29日

都庁登頂

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昨日、東京都庁へ行ってまいりました。
石原知事にお会いするつもりでしたが、アポ無しなのでやめました。(笑)

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都庁には展望室があります。地上202m、45階。専用エレベーターで55秒です。
乗るにはセキュリティチェックを通過せねばなりません。

「都民、県民、イエス オア ノー?」
「あっ、あっ、すみません、埼玉県から来たんです・・・」
「ちょっと、こちらの部屋へ。」

・・・ウソです。
荷物チェックさえ受ければ、地球人なら誰でも無料で乗る事が出来ます。

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眼下に広がるトーキョー。欧米の方々は東京の街並を「エキサイティング」とか「おもちゃ箱をひっくり返した様」と表現する事がありますが、この景色を見ていたら何となく分かる気がしました。

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おや?どこからともなくウクレレの音が・・・。
あっ!ヘブンアーティストのshu-sanだ!

少々ワザトラマンな前振りでしたか。
さて私、shu-sanのヘブンアーティスト活動を見るのはこれが初めてであります。
MCを交えつつ繰り広げられたのはハワイアンから演歌まで、正にshu-sanの世界。
CD・UKULELE SMILE、同Uからの演目を中心に華麗なる2時間のライブでした。

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違う所で凄いなあと感じたのは、ライブ中に展望室に来た子供達が強烈な反応を示した事。
shu-sanを見付けるなり駆け寄る子、遠巻きにじーーっと見つめる子。皆、超興味津々。

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この子は通り過ぎようとするお母さんの手を引き止めてまで聞き入っていましたよ。
子供って、ホント正直。

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四方から光が差し込む地上202mの空気にウクレレの音が溶け合う雰囲気はとても幻想的でした。
光が蒼から橙に変わる頃、夕焼け小焼けでライブは終了。じいーん・・・。
それにしてもshu-san、凄い集中力!しかもこの日は3日連続ライブの最終日。タフです。


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魚や一丁での打ち上げに参加させて頂きました。
shu-san、iisan、gon-san、きまさん、しのさん、yonakaさん、お疲れさまです。
なんとMATTさんは途中でお顔を見せに立ち寄られて、お疲れさまでした!
ここでは弾かないまでも、話題は常にウクレレ。濃いねー、本当に濃いわ。ビバ!

shu-san、東京上空での素敵な時間をありがとうございました。来てよかった・・・。

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さらに有志でyonakaさんお奨めのお店へ。
日本酒好きな人にはヘブンズゲートですな。メニューの中身は9割が日本酒という徹底ぶり。
残念な事に私は日本酒に強くないので恐る恐るビエールを注文。アウェーの気分。
「お出し出来るのは地ビールなんですが、よろしいでしょうか?」
え? それ、サイコーじゃないすかあ!

かくしてウクレレとビエールな夜、於・新宿は更けていきました・・・。
gon-san、yonakaさん、最後まで大変お世話になりました。ありがとうございました。


ラベル:ウクレレ
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2007年09月27日

秋眠不覚暁

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箱ふたつ バリを落として 今日は寝る

寝不足が祟って大した作業も出来ぬまま布団に倒れ込む様を詠んだ句。

schun眠暁を覚えず。
posted by schuntama at 23:15| Comment(2) | TrackBack(0) | Works in Progress | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月26日

秋箱

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嗚呼、もう、めちゃくちゃ楽しい。

眠いんだけども、寝るタイミングが・・・。

でも、これから寝まーす。
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2007年09月24日

秋の夜長というけれど

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あっという間に時が過ぎますよ。

仕事が遅いんだなー、やっぱり。
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2007年09月23日

続々の秋

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Bruddah Koaはファンブレースを接着です。
むむー、早く箱にしなければ。後がつかえております。

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こちら、Sさんのウクレレ。今回はバック板厚を更に削り込み。
ドラムサンダー欲しいけど、設置場所を寝床と引き換えにしなければなりません。これ以上の設備は設置不能故、我が両手を使って木と対峙します。ま、なんだかんだと言いつつ手作業は好きですね。
しっかしカーリーがこれまた・・・。ちなみに右の写真、濡らしていません。
乾燥状態でこのアピアランス。クリアを塗ったらもっとスゴい事になるのでしょうか。

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さてこちらは・・・ 買ったウェイ。(?)
Yさんのウクレレ(の素)であります。テンプレートを作りました。
トップにはイングルマン・スプルースAAAを使用します。あともう少しだけ目が詰まっていると嬉しいのですが、もちろんこれでも申し分ありません。このスプルースはシトカよりもお肌が白いので作業時には注意が必要です。気を抜くとばっちくなってしまうのであります。
そろそろモールド業務ですなあ・・・。
posted by schuntama at 00:59| Comment(4) | TrackBack(0) | Works in Progress | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

カマカを緩めちゃえ

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ちょっと、あたしはどうすんのよ。
と言われた訳ではありませぬが、ここにもフレットが変色してしまった1本が。
いつか磨かなきゃ、と思いつつ全然手付かずのカマカ・テナーです。
今回は弦の交換が目的でしたが、こういう時でないと磨きそうにないのでやっておきました。

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前回のコアロハ同様、ポリッシュ後にノンシリコンワックス仕上げというコースです。
改めて見ると、やっぱり仕上げがラフな部類だな、と感じます。別にいいんだけど。
フレット変色の原因はケース内に放出される溶剤のガスであるという話を聞いた事があります。それも、特定ブランドのケースらしいのですが。何にせよ、それは困りますな。


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えーと、本題です。今までサヴァレスを張っていましたが、次はダダリオ・EJ45にしてみます。
というのも、このウクレレでスラックキーをやる為です。チューニングは4弦からDGBDの順です。タロパッチ調弦の1〜4弦ですね。そもそもテナーのチューニングはDGBEでもあります。GCEAも一般的ですがウクレレ的には負担の大きい調弦です。
で、DGBEの1弦をDにスラックしてやると、あらあ、あの音じゃありませんか。

サヴァレスは4本全てナイロンのセットでしたが、このダダリオは通常品です。低音弦に巻弦を使いますが、さてどのゲージが良いのやら。まず、D、Gにそれぞれ5、4弦を使ってみます。おお、スゴい低音。しかし当然ながら1、2弦との繋がりがありません。バランス悪し。更にスラックキー奏法ではハーモニクスを多用します。3弦でチャイムを打つ場合、巻弦では綺麗に響きません。

ということで、あっけなく普通に1〜4弦を順番にセットしたのでありました。
ギターのオープンG(タロパッチ調弦)はDGDGBDなので、ウクレレでDGBDにしてもそれほど違和感はありません。ただし4弦しかないのでベースとメロディを弾く弦が重複するのがやっかいです。

ま、スラックキーをやるなら6弦で弾いた方が綺麗に聞こえるのは当然でしょう。そこをあえてウクレレで弾くというのは・・・ 別に拘りでは無く、純粋に面白いと感じたからです。我が家にはギターもありますから、それを使えば何の問題も無い訳ですね。

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ところで今回は大接着大会でした。その影響で作業部屋が狭いったらありゃしません。
何かソリューションはないものか。
ラベル:ウクレレ カマカ
posted by schuntama at 07:42| Comment(21) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

ヨリの戻し方(レレ限定)

私が初めて買ったウクレレ「コアロハ・スタンダード」。かなりご無沙汰しちゃって、ロンさん以上にふてくされてました。

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放ったらかしにしていると、金属部品が曇ったり変色したりします。特にフレットが変色したり錆びたりすると、運指のタッチがよろしくありません。
毎日弾いていても、手指の油、ホコリ、湿気などで気付かないうちに汚れがたまってきます。

たまには弦を外して、全体をリフレッシュしてみましょうか。ちょっとだけ手間を掛ければかなり印象が変わりますし、愛着も増します。精神衛生上も良いのではと思います。


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フレットがかなり変色してますな。見た目にもキタナいです。これをピカピカにしてやりましょう。ホームセンターでお馴染みの金属磨き剤ピカール、研磨後のカスを拭き取るためのナフサ(ライターオイル)、綿のボロ布、写真にはありませんが指板保護のためにマスキングテープを用意します。特別な物は何もありません。女性オーナーもトライしてみませんか。

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まずはフレット以外の指板面を全部、マスキングテープで覆ってやります。
次にボロ布にピカールを米粒大だけ、ほんの僅かに取ります。この分量でフレット2本は磨けます。あまり力を入れる必要はありません。フレットをなぞる様にボロ布を滑らせます。光ってきたら、そこで止めます。
ピカールで研磨したら、別のボロ布で乾拭きします。全てのフレットが磨き終わったら、ライターオイルで研磨屑を拭き取りましょう。もちろん、火気厳禁ですよ。

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今度はペグを拭きましょう。弦を外せばお掃除も簡単です。軽い曇りならばライターオイルで綺麗になります。
ただし、プラスティックのツマミにナフサ等は止めた方が無難でしょう。樹脂に揮発性分を塗るとヒビ割れの原因にもなります(ポリプロピレンは大丈夫ですが)。なので、ツマミ周辺金具は地道に乾拭きがよろしい様です。ペグをバラす自信のある方は、その方が作業性が上がりますね。

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それではマスキングテープを剥がしましょうか。この時、必ずゆっくり丁寧に剥がします。テープの粘着力に塗装が負けて、一緒に剥がしてしまう事があります。
話は前後しますが、テープを貼る前に粘着力を低下させるという技があります。自分の服に軽く貼付けて、また剥がすだけ。服の微細な繊維がテープに付いて粘着力が弱まります。あるいは肌に貼って、また剥がす。これは皮膚の脂で粘着力が低下します。

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もしもシリコン成分無しのワックスなどをお持ちでしたら、最後の仕上げに拭き上げましょう。写真のAX WAX(アックスワックス)は全身ローションみたいな物で、ボディ、指板、弦にまで使えます。指板専用のケミカルでフレット周辺を仕上げるだけでも演奏性が向上します。
いやー、これだけでだいぶピカピカになりました。
せっかくですから、ここで弦を交換するのも有りですね。このコアロハは4年前の購入時そのままの弦でしたので、1〜3弦をカマカ、4弦をワースBMローGに変更しました。この個体はナットとブリッジの溝に余裕があったのでローG弦がそのまま装着できました。


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うーん、マンダム。
少しのリフレッシュで大幅な満足が得られました。
ご無沙汰しちゃったウクレレも、これでヨリを戻せます。
秋の夜長はフレット磨いて、円満レレ・ライフ。 いかがっすか。
posted by schuntama at 04:24| Comment(6) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月17日

NUA9月例会

今月の日本ウクレレ協会例会は16、17日に渡り元加賀ホールにて開催されます。
私は都合が着かず、日曜日の2次会に合流させて頂きました。
ちなみに月曜は仕事だ、ベイベー! 旗日に休みたいなあ・・・。

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プチ・リペアの済んだSIウクレレ、無事にOさんの元へ納品させて頂きました。ホッ。

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カッコいいシニアがいる!と思ったらゴンさんではありませんか!
マジ、イカしてると思いますよ。ゴンさんにはスタイリングの裏話を教えて頂きました。
チョイ悪シニア?

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締めはお約束、烏山のバンブーであります。写真はホントに締めているところですね。
理事の方々、講師の方々、参加の皆様方、お疲れさまでした!
もう1日ありますね。いいなあ・・・。

-9月18日追記-
バンブーで話題に上った、あれや これや です。

-9月19日追記-
さらに、それや どれや です。

美しい!
ラベル:ウクレレ NUA
posted by schuntama at 02:15| Comment(6) | TrackBack(0) | Uke Pal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

SI Ukulele を直してみる

オアフ島の個人ビルダーが製作する「SI Ukulele」というウクレレがあります。
「エスアイ・ウクレレ」と読みます。「シ・ウクレレ」ではありません。(すみません。)

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過日、このウクレレを所有されるOさん(古くからのNUA会員でもあられます)から調整&プチ改造の依頼を頂きました。
改修項目は、

1:ブリッジ溝より薄いために傾いてしまっているサドル(ブリッジ)の修正
2:サドル素材の変更(樹脂をエボニーと牛骨に)
3:ブリッジピン素材の変更(樹脂をエボニーに)
4:ブリッジにパーツ追加(テンション変更と外観向上)
5:1弦から4弦に向かって低くなっている第3フレットの調整
6:ポジションドット素材の変更(樹脂をアバロンに)

細かな内容も書き出すと上記の様な内容となります。
大切なウクレレを私に託されるなんて、Oさんは実に懐の大きな方であります・・・。
っしゃあ、頑張りますよ!


1:ブリッジ溝より薄いために傾いてしまっているサドル(ブリッジ)の修正
2:サドル素材の変更(樹脂をエボニーと牛骨に)
3:ブリッジピン素材の変更(樹脂をエボニーに)
4:ブリッジにパーツ追加(テンション変更と外観向上)


まずは1〜4までザザッといく事にします。

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手付かず状態での撮影を完全に忘れておりました。かろうじて左の写真ではオリジナルのサドルがどの様な状態かが分かります。これは4弦を外してピンを差してみたところです。右の写真は交換用ブリッジピン2種。白いのはアイヴォロイド(樹脂)。ここではエボニー(本物の木)を採用します。MOPドット入りで、高級感があります。

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ピンには弦を逃がす溝を彫っておきます。ブリッジに溝を彫る場合もありますね。
私がたまたま溝無しピンを持っていたので、それを使う事になったワケです。

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ブリッジの追加パーツとは、なんぞや。写真の黒い板の事であります。
このパーツの狙いは、

(すみません、ここ、久米明調で読んでください。)
ブリッジの厚みに対してピン穴は結構低い位置にある。だから、サドル側のテンションが強いのだ。板で嵩上げしてピン穴位置を上げよう。ブリッジ上面まで上げたら、テンションが若干弱まるだろう。そうして、板をエボニーで作ればそれはアクセントとなって全体外観のイメージが向上するのだ。

と、いうものです。

この内容はOさんの提案をベースに考案したものです。実際やってみて、なかなか良い雰囲気になったと思います。Oさんには、まずこの段階で大雑把なイメージをお伝えしてOKを頂きました。

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さて、ここが正念場であります。逆台形断面で幅も不揃いなサドル溝を整形せねばなりません。
ルーターをセットして、ぶびびびいいいーーーーん!と溝を削り広げるのです。

作業自体はシンプルですが、これは気持ち的にキビシいのであります。なんたって、人様のウクレレに刃物を突き立てるワケです。これから人様の物になるのではなく、既に人様の所有物なのです。クシャミでもして「あふん」なんてルーターの軌道がズレたら、なんて想像すると・・・ おお、さぶ。

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かくして、無事に溝を整形する事が出来ました。片側あたり0.3mm以内の削りです。
さて、サドルを製作いたします。ナットも作ります。エボニーと牛骨、2セット作りました。この個体の場合、牛骨の方が音の輪郭がハッキリと、なおかつ音量も若干上がります。エボニーはまろやかな印象でした。素材の色と音のイメージが正反対なのが印象的。写真では分かり辛いですが、サドルはコンペンセーションしてあります。
ちなみに、オリジナルの素材はコーリアンです。これも悪くはなかったですね。


5:1弦から4弦に向かって低くなっている第3フレットの調整

では、次の項目です。
今度はフレット業務。調整といいつつ、第3フレットを交換いたします。

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光を当てると、フレットが低くなっているのが確認出来ます。定規を載せると、1弦の通り道ではほとんど凸凹はありません。しかし、4弦側に向かうにつれて段々低くなっているのです。3フレだけ、なんでだろ。
ロンさんの時と同じく、グワシ!と抜去いたします。新しく打ち直したら上面を揃えて端末を丸めて、おしまい。1本だけなので楽であります。全てのフレットを軽くポリッシュしておきました。



6:ポジションドット素材の変更(樹脂をアバロンに)

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さあ最後の項目、ポジションドットを打ち変えます。オリジナルは2.5mm径の白いプラスティックですが、ロゼッタに合わせてアバロンにいたします。

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写真左:3mmドットでは差が分かりませんね。
写真中央:では、4mmでどうでしょ? んー、まあまあですね。
写真右:シングルを5mm、ダブルを4mmにしてみます。お、良い感じですよ。

という事で、4mmと5mmの組み合わせでいく事に決定です。こういう細かな仕様についてもOさんには確認をして頂きました。デジカメ写真はウェブでやり取り出来るので、こういう時に至極便利であります。

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仕様が決まれば後はやるだけ!って、また刃物を突き立てるのであります。ドキドキしてばかりであります。クシャミをするわけにはいかないので、呼吸停止状態で作業します。
さて、アバロンやMOPといった貝素材はキラキラとランダムに光るのがその美しさの秘密でもあります。別の見方をすれば、光って見えない事もあるのです。要は、向き次第で光り方が変わるのですね。なので、今回はそこのところに気を使ってみました。写真では分からないですが、ウクレレを演奏姿勢に構えた時に指板を覗くとポジションドットが光って見える様に向きを揃えてあります。僅かなサンディングで模様が激変するアバロンですから、完璧に光り方を揃える事は出来ませんでした。しかし、我ながら良い線いったかな?と思います。


という事で、以上で完成です!
シンプルな作業とはいえ、本当に色々と勉強になりました。
Oさん、私にこの様な機会を下さいまして、どうもありがとうございました!

(実際の作業は全く違う順序で進行しましたが、ここでは便宜上まとめ直してあります。)


作業終了後、カマカ・テナーと並べてみました。
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同じスケールのテナーですが、だいぶ印象が違います。なんとなーく、サニーDな感じの佇まいでもあります。後ろからグワッ!と迫られたら思わず道を譲っちゃう、みたいな。
でも、音はなかなか素直で聞き易い、上品な感じでありました♪
ラベル:ウクレレ リペア
posted by schuntama at 01:44| Comment(6) | TrackBack(0) | 直したウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

KoAloha Scepter

2本目のコアロハはコンサート、しかもパパ・コアロハのシグネチャーモデルです。パイナップル・サンディに続く第2弾のこれは「セプター」とネーミングされています。リミテッドモデルではないのが嬉しいのですが、モデルの性格上生産キャパシティが小さいので品切れになり易い可能性があります。

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知ってる人は知ってても、知らない人には「なんじゃこりゃ!」なボディ。
モチーフは王様の杓だそうですが、ヘッドを逆さにした形にもなっています。持ち辛いという方もいる様ですが、私にはドンピシャリ。ボディ下部の凹みに腕がフィットして演奏姿勢を矯正してくれます。比較的薄いボディ厚も功を奏しています。
ボディはオール・コア、ネックはサペリ(マホの一種)。ペグはお馴染み、ロゴ入りシャーラー。弦はコアロハ純正指定のワースストリングス、フロロカーボンです。
この形と薄さからは想像出来ないほどラウド、ブライトな音で鳴ります。こりゃスゴい。

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この独特な形状から仲間内では「スルメ」と呼ぶ事でフィックスしましたが、ステルス機を想像させる形でもありますな。レーダーに補足されないウクレレ。
コアロハはブリッジをネジ止めしてまして、これまでネジ穴隠しには白いプラスティックを用いてきました。ここ最近のモデルからは木目違いの材を横通しに嵌める様になっています。ナット、サドル素材にはTUSQ(タスク)が使われています。

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ボディのギザギザにはコアの無垢材が使われています。この為、持った時に少し重みを感じるかもしれません。更に、サウンドホールから中を覗くと・・・ あら?ネックブロックがありません。正確にはコアの無垢材がネックブロックの役割を果たしているのでしょう。72と書かれているのはシリアル? 先輩オーナーのセプターでは40番台でした。
外から見ると、まるで寄せ木パズルの様です。それぞれのピースがメイン材だったりライニング?だったりブロック材だったりします。この組み合わせを外観として見せる事で各部の木目の違いが引き立ち、非常に美しくも楽しい仕上がりとなっています。

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先端のギザギザ形状、フレット端末をカバーするバインディングと、指板はこれまで通りの造り込みを見せています。このモデルでは指板面もクリア塗装されています。
ラベルはコンテンポラリーなデザイン。とてもコアロハ的だと思いますが、個人的にはもう少しシンプルな方が好きかな。


このウクレレ、例によってPUAPUAさんから通販購入です。私は購入前に現物を触る機会に恵まれたのが幸いでしたが、逆にそれがハートに火を付ける結果となったワケです。(家計にも火が・・・)
とにかく、この内容で$750は価値あり!と感じました。
posted by schuntama at 13:38| Comment(16) | TrackBack(0) | 買ったウクレレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

今年の秋

今年の秋は、とても充実。ウクレレ盛り沢山な毎日。

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Bruddah Koaはそろそろブレーシングしなければ。本当は、もう完成している予定だったんだけど。夏が終わるまでの間にすごく色んな事があって、結局まだこの有様。まあ、これも人生。

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Sさんのウクレレ、もう少しの間、こうしてぶら下げさせて下さい。放ったらかしなワケではありませんので、ご安心を。しかし、良い杢ですな。ずっと下を向いて作業して、ふーっと腰を伸ばして上を見れば、このカーリーが目に入る。癒されます。

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造りつつも、直しの依頼を頂いたり。調整&プチ改造。ベーシックな内容だけど、非常に勉強になります。これも凄いカーリーですわあ。テナーです。終わったら、ブログにアップする予定。

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これは某所より譲って頂いたベニヤの廃材。廃材とはいえ、ある目的のために一度使われただけでネジ穴がある以外は限りなく新品に近いコンディション。しかもキャビネットグレード。これで、モールドを作るのです。
Yさん、貴方のウクレレはこのベニヤからスタートします。

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日付が変わって暫く経った頃、私の一日が終わります。
ブログを書きつつ、ウクレレの練習。ま、本当は練習と言える様な内容では無いですね。時間も短いし。でも、こうした積み重ねを絶やす事はしたくないと思っています。短時間でも出来るだけ弾き続ける事で、ある日「ひょっと」指がいい動きをしてくれる事があるのです。かといって、1曲通しで満足に弾けないのだなあこれが。

秋の夜長は、ずっとこんな調子。奥玉に怒られるワケだ。
ラベル:ウクレレ
posted by schuntama at 02:32| Comment(14) | TrackBack(0) | Works in Progress | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月11日

外出の秋

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さて、ここはどこでしょう・・・。

ヒント:日本
posted by schuntama at 20:45| Comment(8) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

マニュアルの秋

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本日は事務作業・・・
NUA工作講座のマニュアル製作であります。そう、フラエヴォ2の、ですね。(笑)
実は、まだ書き始め。出来上がったら赤ペン先生に校正して頂いて・・・。

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本日の仕事場は台所・・・
駐車場の大家さんから頂いた冬瓜やら、スーパーで買った秋刀魚やらに囲まれて執筆。(爆)
横からムスコがちょっかい出して来る。後で「くすぐりの刑」30分な。
posted by schuntama at 19:11| Comment(2) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

訃報

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レイラニ・ウクレレ専門店「Leilani UKULELE U.S.A.」の発表によりますと、
去る8月30日、レイラニ・ウクレレの製作者であるHale Leilaniさんが亡くなられたそうです。

私はレイラニさんが造るウクレレから、沢山の驚きと夢を貰いました。

謹んでご冥福をお祈りするとともに、心より哀悼の意を捧げます。

ラベル:レイラニ
posted by schuntama at 18:37| Comment(2) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

コアの秋

昨年末からマホガニーがマイブームだったワケですが、製作依頼を頂いた物はコアです。
なかなかバランスが取れた楽しい日々を送らせて頂いています。(こういうの大事)

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Sさんのウクレレはベルトサンダーで厚みを落としました。更に、外形の切り抜き。
ここから先はハンド・サンディングで目標の厚みになるまで匍匐前進であります。
ああ、やっぱりカーリーは綺麗ですね・・・。
もうドキドキしちゃって、見てるだけで鼻血が出そうになります。

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そして、Bruddah Koaは割れ止めの接着。マスキングテープはガイド代わりにもなります。
接着してからテープを剥がせば、ハミ出た膠がキレイに除去されます。
表面をナフサやアルコールで拭いた時の一瞬に木目や色が強調されて見えるのですが、
目立ったカーリーの無いこちらのコアも表情豊かです。
やっぱりコアは特別な木なのだなと、改めて感じる瞬間でありました。
posted by schuntama at 04:17| Comment(8) | TrackBack(0) | Works in Progress | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月02日

小岩出稽古 9月

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小岩出稽古、小岩で稽古。中学時代、好きだったあの娘の名前はけいこちゃん。
さあ、今月の出稽古も Non stop power play !
待ち合わせ場所の小岩駅では既に長寿庵のメニューが広げられております。
このお店は本当に美味い!時間に余裕があれば絶対「おかわり」したい。

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今回も鴨せいろをエナジー変換いたしました。
そして、蕎麦湯は私の血となります。ルチンでサラサラ♪

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参加人数は21名。過去最多だそうですね。これはクラスと呼んで差し支えない規模ではないでしょうか。稽古プログラムは今回も濃いわスペック!4拍目、3連、コードにトレモロに・・・。私は今回の稽古中に手首の動かし方、ちょっとした弾き方のコツを感じ取る事が出来ました。この「ちょっとした」前進を感じられるのが非常に嬉しいのです。親方に熱血指導を頂きながらの4時間半、あっという間でした。

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もうひとつのYeah! の2次会であります。座敷に上がると素敵なお姉さん(のポスター)がお出迎え。今回は2次会の充実度も高かったですわ。

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yonakaさんとJohnnyさんの歌・演奏に蘭子さんのフラ、yonakaさん熱演の「小岩の季節 〜小岩の恋は濃いわ」、親方はじめ数人の方の演奏・・・と、大盛り上がりでありました。皆さんサイコー!です。

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余談ですが「ポチッと君」もとい、コアロハ・セプターはなかなか評判がよろしかった様です♪

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ナカムラさん、今月もありがとう。
今回はこちらでも親方にお世話になりました。ありがとうございました。


今回の稽古も楽しかった。嬉しかった。美味しかった。ウクレレやってて良かった、と切に感じます。またこの感動を味わうためにも、練習、練習!(アーンド、製作)

shu-san、今回も大変ありがとうございました。
ご一緒下さった皆さん、どうもありがとうございました。
ラベル:ウクレレ
posted by schuntama at 08:09| Comment(29) | TrackBack(0) | Uke Pal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月01日

ロンさんをロー化してみる

我が家のコンサート購入第1号であるロン・ヤスダ・モンキーポッド。
最近は出番が少なくなっておりましたが、ふてくされたか、フレットが変色してました。
お手入れしないと老化現象が進むのは女性のお肌だけではありませんな。
そこで、ポリッシュしてあげました。ほーら、ピカピカ。こんなに変わります。

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ついでという訳ではありませんが、老化、いや、ローG化も敢行しました。
安田さん、あなたもか。我が家のウクレレは段々ロー化が進んでまいりました。

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ローG弦はワース・ストリングスのクリア、1〜3弦はヒロをセット。
ちょっと硬めな、だけど涼やかな音なのであります。

今日は昼から出稽古。
今まではプリン児のソプラノを持ち込んでいましたが、今回は安田さんにご同行願います。

親方、皆さん、今回もよろしくお願いいたします!
ラベル:ウクレレ
posted by schuntama at 00:26| Comment(6) | TrackBack(0) | ぶつぶつ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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